
愛知県稲沢市の温浴施設「稲沢温泉なおいの湯」(旧・稲沢ぽかぽか温泉)が、2026年7月24日(金)にリニューアルオープンする。
今回の改装で最も注目すべきは、サウナ室と水風呂という「ととのい」の心臓部に手が入った点だ。運営は株式会社アットイン、みらいホールディングスのグループ企業である。
セルフロウリュ、地方温浴施設にも波及
新設されるのは、利用者自身が熱したサウナストーンに水をかけられる「セルフロウリュ」対応のサウナ室だ。セルフロウリュは都市部の専門サウナ施設ではすでに定番となっている一方、郊外型・地域密着型の温浴施設ではスタッフによる時間指定ロウリュが主流で、自分のタイミングで蒸気を上げられる施設はまだ限られる。
稲沢という地方都市の温泉施設がこの設備に踏み込んだことは、セルフロウリュ需要が都市部から郊外へと広がっている一つの証左と見ていい。

水風呂「1つでは足りない」時代への回答
もう一つの目玉が、温度帯の異なる2つの水風呂の新設だ。稲沢温泉なおいの湯はこれまで「水風呂が小さい」という利用者の声があったことを踏まえた改装で、初心者はぬるめ、上級者はより低い温度帯を選べる設計になる。
複数水風呂の設置は、サウナー人口の裾野が広がる中で「初心者から上級者まで一つの施設で満足させる」という、近年の温浴施設の標準的な対応方針とも一致する動きだ。

会計はサウナ後にまとめて一回
館内精算システムも刷新され、食事処やほぐし処などの利用料金を退館時に一括精算できる仕組みが導入される。サウナと水風呂を往復する合間に財布を持ち歩く必要がなくなる点は、地味だが快適性への貢献度は高い。

「稲沢温泉なおいの湯」はどんなサウナーにおすすめか
自分のペースで蒸気量を調整したい中〜上級者はもちろん、体調や気分で温度を選びたい水風呂初心者にも向く設計だ。
名古屋市街からアクセスしやすい立地でありながら180台分の駐車場を備えるため、車移動でソロサウナに出かけたい層にも使いやすい施設と言える。


コマシ
水風呂が「1個じゃ足りない」と言われる時代に、ちゃんと2個で応える施設が増えてきた気がする。個人的には、ぬるめと激冷えを気分で選べる贅沢、地方の温泉施設でこそ効いてくると思っている。ロウリュを自分のペースで焚けるサウナ、静かに一人でじっくりととのいたい人には特に刺さりそうだ。
稲沢温泉なおいの湯
所在地:愛知県稲沢市大矢町高松15-1
営業時間:9:00~24:00(土日は8:00~、最終入館23:30)
定休日:年中無休(第3木曜のみ15:00開店)
駐車場:180台
リニューアルオープン:2026年7月24日(金)
プレオープン:7月22日(水)・23日(木)、9:00~16:00受付終了(17:00閉館)、料金500円(4歳以上300円、3歳以下無料)
運営:株式会社アットイン(みらいホールディングス グループ)
公式サイト:https://naoinoyu.jp (7月24日公開予定)