
佐久平に「Grandのサウナ」が来た。ビジネスホテルのサウナが1段階上がると、何が変わるのか
長野県佐久市に、サウナと水風呂を男女それぞれの大浴場に備えたホテルが誕生した。ルートインジャパンが6月22日に開業した「ホテルルートインGrand佐久-佐久平駅南-」だ。
「ルートイン」と「ルートインGrand」のサウナは、同じではない
ルートインホテルズといえば、全国に展開するビジネスホテルの代名詞的な存在で、大浴場を持つ物件も多い。ただ、Grandブランドは通常のルートインとは一線を画す”上質さ”を売りにしたラインナップだ。
同ブランドでは客室の広さや内装グレード、朝食のオープンキッチン形式など、ビジネスホテルの枠を超えた宿泊体験を意識して設計されている。サウナも、その文脈で捉えるべきだろう。
単に「大浴場にサウナがついている」という話ではなく、宿泊体験全体のトーンがワンランク上に設定されている施設の中にサウナがある、という読み方が正確だ。

天然温泉「旅人の湯」とサウナの組み合わせ
大浴場の名称は「旅人の湯」。天然温泉であることは、長野というエリアを考えると自然ではあるが、佐久市内でこのクラスのビジネスホテルに天然温泉とサウナが揃う施設はそれほど多くない。
サウナと水風呂は男性・女性それぞれの大浴場に設置されており、女性サウナーがアクセスしやすい施設設計になっている点は評価できる。「女性向けサウナ・水風呂あり」を明示しているホテルサウナはまだ少なく、その点でこの施設のスペックは業界水準を上回っている。
大浴場の営業時間は15:00〜翌2:00、翌5:00〜10:00。夜遅くまで入れる設計は、出張帰りのサウナーにとって現実的にありがたい。

佐久という場所のポテンシャル
佐久平は北陸新幹線の停車駅で、東京から約70分圏内のアクセスがある。上信越自動車道の佐久中佐都ICからも車で5分という立地は、週末のドライブサウナ旅にも適している。
長野県はもともと温泉地が多く、サウナ付き施設の分布も広いが、佐久エリアは軽井沢に近い観光需要と、地域のビジネス需要が交差するゾーンでもある。そのなかに、Grandブランドのサウナ付き温泉ホテルが加わる意味は小さくない。



「ホテルルートインGrand佐久-佐久平駅南-」どんなサウナーにお勧めか
このホテルが特に刺さりそうなのは、以下の3タイプだ。
ひとつ目は、出張と組み合わせてサウナに入りたいビジネスサウナー。設備のグレードが高く、夜遅くまで大浴場が開いているため、仕事後のととのいルーティンに組み込みやすい。
ふたつ目は、女性のソロサウナー。男女それぞれにサウナと水風呂が完備されているため、施設全体の安心感がある。
みっつ目は、軽井沢方面を旅行する際のサウナ宿を探している旅行者。佐久平駅の立地上、旅程に組み込む選択肢として現実的だ。




コマシ
女性の大浴場にも水風呂がしっかりある、というのは「当然では?」と思うかもしれないが、ホテルサウナの世界ではまだ珍しい話だ。その意味で、このスペックはこっそり評価している。出張ついでにサウナを狙っているサラリーマンサウナーに加え、「旅先でもととのいたい女性サウナー」に声を大にしてお勧めしたい。
ホテルルートインGrand佐久-佐久平駅南-
開業日:2026年6月22日
所在地:長野県佐久市岩村田5513番地1
アクセス:北陸新幹線 佐久平駅から徒歩約10分、上信越道 佐久中佐都ICから車約5分
客室数:194室
大浴場:天然温泉「旅人の湯」(男女別)
サウナ:男女各大浴場にサウナ・水風呂あり
大浴場営業:15:00〜翌2:00 / 翌5:00〜10:00
朝食:Restaurant NAGOMI(6:30〜9:00)、大人1,800円※公式予約は無料
駐車場:無料86台
電話:0267-67-2700
URL:https://www.route-inn.co.jp/