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スーパーサウナ一宮が2026年秋開業。東海最大級、5種のサウナで時間無制限

「時計を脱ぐ」サウナが、愛知に生まれる。

閉館時間が近づくにつれ、ととのいより焦りが勝る——そんな経験をしたサウナーは少なくないはずだ。

愛知県一宮市に2026年秋、5種類のサウナと4種類の水風呂を擁する男性専用サウナ施設「スーパーサウナ一宮」が開業する。「時間無制限」を制度として採用し、東海エリアの新しいサウナの形を提示する。

都心型サウナの限界に、真正面から向き合った施設

近年、都市部を中心に開業が相次ぐサウナ施設の多くは、スペースと時間の両面で制約を抱えている。区画面積の限られたビル内施設では水風呂が1〜2種、外気浴スペースも最小限というケースが多く、利用時間も60〜90分制が標準だ。

スーパーサウナ一宮は、その構造的な制約に対してひとつの答えを出した。老朽化したスーパー銭湯の跡地を活用することで広大な面積を確保し、あえて男性専用にすることで設備を分散させず、1フロアに高密度なサウナ体験を集中させる設計をとった。

「男性専用」という選択は集客上のリスクではなく、スペック上の投資先を最大化するための設計判断と読み解くべきだろう。

5種のサウナが、それぞれ異なる”ととのい”の入口を持つ

スーパーサウナ一宮に導入されるサウナは性格がはっきり異なる5室構成だ。約28名収容の「バーニャサウナ 杜」は希少なケロ材を内装に取り入れ、約90℃の高温環境と本場ロシア式のロウリュに対応する。

スーパーサウナ

37名収容のメインサウナ「スタジアムサウナ 熱」は平常時は黙浴のTV視聴空間として機能し、イベント時には照明・音楽・映像がシンクロするロウリュ空間へと転換する。

スーパーサウナ

ミストサウナ「霧」は60℃のマイルドな温度帯ながら高湿度スチームを採用し、視覚的な演出も加わる没入空間として設計された。

スーパーサウナ

瞑想サウナ「暝」は7名の小空間で長時間滞在を前提とし、クナイプホース(局所冷却具)を備えるセルフ体温調整型の仕様だ。

スーパーサウナ

そして最も個性的なのが、岐阜県大垣市の薬草蒸気風呂の聖地「田辺温熱保養所」から正式に技術継承を受けた薬草樽蒸サウナで、青森ヒバ製の大型樽を2基導入する。こうした継承型の設備は、単なるスペックの話ではない。東海圏のサウナ文化にとって、岐阜・大垣の薬草文化は長く地域的な誇りであり続けてきた。

それを正式な形で一宮に接続する試みは、施設の設計思想が”見栄え”より”文化”に軸足を置いていることを示している。

スーパーサウナ

水風呂4種と「ととのいチェア47脚」が時間無制限を支える

水風呂はシングル(約7〜9℃)・王道(14〜17℃)・常温(22〜24℃)・常温バイブラ(22〜24℃)の4種で、冷冷交代浴を含む多様な入り方に対応する。

チルスペースには外気浴・内気浴・浴室内の3エリアにわたって合計47脚のリラクゼーションチェアが配置され、約50名が同時にととのえる規模を確保する。この「同時50名が休憩できる」という数字は、施設の混雑時における体験品質の保証としても機能する。

イベントプログラムは最低50種類を用意し、毎日来店しても異なる体験が可能な設計とする。

「スーパーサウナ一宮」はこんなサウナーに特にお勧め

ロウリュ・アウフグースの演出にこだわりのある人、岐阜の薬草文化に関心のあるサウナー、時間を気にせず1日かけてじっくり滞在したい人に向いている。

また、5室それぞれのキャラクターがはっきり異なるため、まだ自分のスタイルを探している初心者から、施設をサウナ道場として使いたい上級者まで幅広く対応できる設計だ。

編集部
ジョー

薬草樽蒸サウナを岐阜・田辺温熱保養所から正式継承というのが、この施設の”格”を決定づけているように思う。スペックをただ並べるだけでなく、文化の文脈をきちんと持った施設は、5年後も生き残るタイプだ。
瞑想サウナでクナイプホースを使いながら無限に籠れる未来が、今から楽しみで仕方ない。特に「サウナ飯より長湯派」「アウフグース沼の人」「岐阜の薬草文化が気になってたサウナー」にとっては相当刺さる施設になりそうだ。

スーパーサウナ一宮

所在地:愛知県一宮市大和町毛受字一本松31
開業予定:2026年秋
営業時間:9:00〜25:00(最終入館24:00)
定休日:年中無休(臨時休業あり)
入館料:平日2,000円/土日祝2,500円(時間無制限)、樽蒸しエリア別途1,800円(2時間制)
駐車場:150台
公式サイトhttps://supersauna.jp

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