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ニセコに専用サウナ付き別荘を持つ。共有持分で実現した次世代レジデンス「loowell 岳」

ニセコの頂上で、自分のサウナに入る。その選択肢が現実になった。

ニセコに「自分のサウナ」を持つ。その響きはかつて、数億円を動かせる層にしか意味を持たなかった。

ところが2026年6月、株式会社WELLNEST R&Dが北海道虻田郡ニセコ町に発表した会員制プライベートレジデンス「loowell 岳 -Gaku-」は、その方程式をひっくり返す試みとして会員募集を開始した。専用サウナを備えた最上階ペントハウスを含む3タイプのユニットを、1口1,210万円の共有持分方式で提供する。

「持てない」ではなく「設計がなかった」だけだった

ニセコエリアの高級レジデンス市場は、これまで数億円から十数億円が相場だった。

それだけではない。別荘を手に入れたとしても、外気マイナス15℃になる冬季の暖房コスト、毎年発生する除雪の手配、不在期間の管理委託という三重の負担が所有者を待ち受ける。ニセコの冬は美しいが、別荘という形で向き合うには、資金以上のオペレーション能力が問われてきた。

ニセコ「loowell 岳 -Gaku-」

loowell 岳が提示した答えは明快だ。50年定期借地権と建物の共有持分を組み合わせることで取得価格を引き下げ、施設運営を街区開発会社「株式会社ニセコまち」に一元化することで管理の煩雑さを構造的に解消した。

さらに街区全体で太陽光・カーボンフリー電力を共有運用し、ランニングコストと環境負荷を同時に抑える設計を採っている。各壁に対して個別の施策を当てるのではなく、街区という”器”ごと設計し直した点が、これまでの「別荘管理サービス」とは本質的に異なる。

ニセコ「loowell 岳 -Gaku-」

ペントハウスに専用サウナ。羊蹄山を一望しながら「ととのう」という選択

サウナーとして最も気になるのは、最上階ユニット「頂 -Itadaki-」に専用サウナが完備されている点だろう。248.68㎡の3ベッドルームで、羊蹄山を正面に収めるパノラマビューを持つ。冬は積雪の羊蹄山、夏は緑に覆われた裾野を眺めながら、自分だけのサウナに入る体験は、公衆浴場型のサウナ施設とは別次元のものになる。

ニセコ「loowell 岳 -Gaku-」
PENTHOUSE「頂 -Itadaki-」(3ベッドルーム / 248.68㎡)
ニセコ「loowell 岳 -Gaku-」

外気浴の観点でも、ニセコの環境は突出している。冬はマイナス15℃を下回る外気が自然の冷却材として機能し、夏は高原の澄んだ空気が整いを後押しする。四季それぞれに異なるコンディションで「ととのい」の質を追求できる環境は、国内でも稀だ。

ニセコ「loowell 岳 -Gaku-」
SUITE「稜線 -Ryosen-」/「峰 -Mine-」(3ベッドルーム / 195.75㎡)
STANDARD「麓 -Fumoto-」(2ベッドルーム / 108.01㎡)

冬のニセコでもTシャツで過ごせる建築性能という、サウナに向いた体

建築を担うのはウェルネストホームで、高断熱・高気密住宅の分野で知られる会社だ。

外壁にはセルロースファイバーとロックウールによる「ダブル断熱工法」を採用し、外気マイナス15℃下でもエアコン1台で室内を均一な温度に保つ性能を実現している。この高気密・高断熱の特性は、サウナ空間にとっても有利に働く。外気との熱差が激しい環境で熱効率が高く保たれることは、薪サウナや高温サウナを安定的に維持するうえでも合理的だ。

ニセコ「loowell 岳 -Gaku-」はどんなサウナーに向いているか

「ニセコのサウナ施設を使いたいわけではなく、自分のサウナが欲しい」という層に最もフィットする。具体的には、ソロまたは少人数での深い整いを求める上級サウナー、あるいは家族・友人グループとプライベートな時間を設計したい層だ。

ペントハウスの「頂」は3組まで同時滞在できる広さを持つため、サウナを軸にした合宿的な使い方もできる。一方でスタンダードユニット「麓 -Fumoto-」は108㎡の2ベッドルームで、1〜2組のコンパクトな滞在向け。価格帯やライフスタイルに応じて選択肢がある。

年間10泊(冬季12月〜3月は最大3泊)という利用制限は、別荘として日常的に使うには少なく見えるかもしれないが、ニセコに行く目的が明確な人間にとって、質の高い10泊は十分な投資対象になりうる。

編集部
ジョー

中身を読むほどに、課題設定の精度が高いことに気づく。価格より管理より、「ニセコの冬に除雪業者を手配する煩雑さ」という具体的な痛みに答えている点が誠実だ。専用サウナで羊蹄山を眺めながら外気浴、という体験に価格をつけるとしたら、という問いを本気で立てた人間が設計したレジデンスだと思う。「ととのいの質を年単位で追求したい」上級サウナーには、一読の価値がある。

loowell 岳 -Gaku-

所在地: 北海道虻田郡ニセコ町字富士見176番地8
土地権利: 一般定期借地権(50年間)
構造: 木造3階建て
ユニット構成: PENTHOUSE「頂」248.68㎡ / SUITE「稜線・峰」195.75㎡ / STANDARD「麓」108.01㎡
1口価格: 1,210万円〜
1口あたり年間利用: 10泊(冬季3泊まで)
建築完了予定: 2027年11月
利用開始予定: 2027年12月
売主: 株式会社WELLNEST R&D
施設運営: 株式会社ニセコまち
ペット・喫煙: 不可
公式サイト: https://www.loowell.jp/

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