
株式会社100plusが開発したサウナ専用デバイス「サウォッチ: SHOWDOWN 1」が、総合福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」での取り扱いを2025年12月1日から開始した。これにより、全国の導入企業・団体は社員向けの福利厚生メニューとして特別価格で導入できるようになった。
サウナを通じた健康増進・睡眠改善・メンタルヘルスケア支援を手軽に実現できる点が大きな特徴だ。
世界初のサウナ特化型デバイス「サウォッチ」とは
サウォッチは世界初のサウナ専用腕時計型ウェアラブルだ。サウナ中の心拍や自律神経の反応をリアルタイムで計測する。そして、サウナ特有の爽快感である「ととのう」を「ととのい値」として可視化する点が画期的である。
サウナは入り方次第で健康効果が大きく変わる。一方で、負荷が強すぎると疲労や体調不良の原因にもなる。そのため、このデバイスは適切な熱負荷・冷却・休息のバランスを可視化し、負荷が過剰にならないようサポートする仕組みだ。
結果として「安全に、ととのう」サウナ体験を可能にする。

100万件のデータが支えるサウォッチの科学的アプローチ
累計データは既に100万件に達した。これは世界最大級のサウナ生体データプラットフォームとなっている。さらに、今後はサウナ好きにはたまらない新サービスを開発予定だという。
このような膨大なデータの蓄積により、より精度の高い健康管理が実現できる点が強みだ。

企業が注目する「サウナ福利厚生」の理由
近年、サウナは企業の健康経営施策として注目を集めている。その理由は明確だ。具体的には以下の効果が期待できる。
- ストレス軽減
- 睡眠の質向上
- 仕事の集中力向上
- 自律神経バランスの改善
もはやサウナは単なるリラクゼーションではない。むしろ、社員の回復力を高める科学的なツールとして大きな注目を集めている。今回のベネフィット・ステーションでの取り扱い開始により、さらに多くの法人が導入しやすくなった点は重要だ。
開発企業と代表者の想い

代表取締役CEOの加藤容崇氏
株式会社100plus、代表取締役CEOの加藤容崇氏は、日本サウナ学会代表理事であり、医師・医学博士でもある。北海道大学医学部医学科を卒業後、ハーバード大学医学部附属病院腫瘍センターで膵臓癌研究に従事した経歴を持つ。
専門は癌ゲノムと癌の早期発見技術開発だ。加えて、予防医療の観点でサウナをはじめとする世界中の健康習慣を最新の科学で解析することを第二の専門としている。著書「医者が教えるサウナの教科書」(ダイヤモンド社刊)はロングセラーとなっている。
加藤氏は次のように述べている。「サウォッチの本質は”安全に、ととのう”ことをサポートする科学デバイスだ。企業で働く方々が、疲労回復や睡眠の質を高め、日々のパフォーマンスを向上させるための新しい福利厚生としてご活用いただけることを大変うれしく思っている」
科学的根拠に基づいた健康管理ツールとして、サウォッチは企業の健康経営を支える新たな選択肢となりそうだ。そして、100万件を超えるデータプラットフォームを活用した新サービスの登場にも期待が高まる。福利厚生としてのサウナ活用は、今後ますます広がりを見せるだろう。
ベネフィット・ステーションでの提供内容
| 対象 | ベネフィット・ステーション導入企業の従業員 |
| 提供内容 | サウォッチ(SHOWDOWN-1)を特別価格にて提供 |
| 開始日 | 2025年12月1日 |
| 詳細URL | https://life.bs.benefit-one.inc/menus/catExl=null/catLrg=114/catMid=203/catSml=311/menuNo=25001637 |