
淡路島の1棟貸しに、210kgの薪サウナが個室で完結する
兵庫県淡路市のオーシャンフロントグランピング「グランマーレ淡路」が、客室「モルトドーム」にプライベート薪サウナを新設した。あわせてピザ窯と燻製器も導入し、温める・焼く・燻すの3つの体験が専用デッキだけで完結する構成になった。
全5棟のうちこの3点セットがそろうのはモルトドーム1棟のみで、大人4〜10名が同じ棟に泊まりながら過ごし方を分けられる設計だ。
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薪ストーブとストーン210kg、利用時間の制限がないサウナ室
グランマーレ淡路の今回の目玉は、独立したサウナ棟として建てられたプライベートサウナである。熱源は薪ストーブで、ストーンの量は210kg。石の量は熱の蓄えと持続時間に直結する要素であり、210kgというのは個人利用のサウナとしてはかなり本格的な部類に入る。

ベンチはL字型の2段構成で、上段と下段で体感温度が変わる仕様。定員は8名なので、グループ利用でも順番待ちで時間が細切れになりにくい。正面は大きなガラス窓になっており、座ったまま外の景色を眺められる点も、囲われた箱型サウナとの違いとして押さえておきたい。
そして何より特筆すべきは「利用時間に制限がない」という点だ。グランピング施設に付帯するサウナは、共用サウナを予約枠で区切って提供する形式が一般的で、宿泊者同士で時間を分け合う必要があるケースが多い。
それに対しモルトドームのサウナは1棟専用のため、チェックイン直後でもBBQ後の深夜でも、入りたいタイミングで入れる。この「予約せずに何度でも入れる」自由度こそが、グランピング×サウナというジャンルの中でこの棟を特別にしている理由だと言える。


ピザ窯・燻製器は「サウナのついで」ではない
グランマーレ淡路にサウナと並んで導入されたピザ窯と燻製器も、単なる調理設備ではない。ピザ窯は生地を練るところから焼き上げまで自分たちで行う体験型で、燻製器はチーズや卵、ベーコンなどを好みで燻せる。
サウナでととのったあとにピザを焼き、燻製の仕上がりを待つ、という一晩の中で火の使い方が3通りに分かれる構成は、大人数の宿泊にありがちな「過ごし方のばらつき」を逆手に取った設計と言える。

「グランマーレ淡路」はどんなサウナーにおすすめか
自宅や近隣施設でセルフロウリュや個室サウナに慣れている中〜上級者で、かつ「予約枠に縛られず自分のペースで何セットも入りたい」タイプのサウナーに向いている。
また、家族や3世代旅行、社員旅行など大人数グループで「サウナ派」と「そうでない人」が混在する場面でも、専用デッキ内で行動を分けられるため使いやすい。
逆に、静かにソロでととのいたい人には定員8名・大人数向けの棟という性質上、やや不向きかもしれない。






ジョー
グランピング施設の「サウナ付き」は今や珍しくないが、予約枠から解放された薪サウナというのはまだそんなに多くない。210kgのストーンは体感的にかなり熱の伸びが良いはずで、L字2段ベンチなら下段でじっくり長時間、上段で短く強く、と自分の温度好みで選べるのがいい。ピザを焼きながら次のセットの薪をくべる、みたいな「手を動かしながらととのう」時間の使い方が好きな人には、間違いなく刺さる棟だと思う。
グランマーレ淡路(モルトドーム)
所在地:兵庫県淡路市釜口字津田2013(淡路島東海岸)
料金(税込):1棟99,000円〜(4名まで同一料金)/5名以降1名10,450円追加
サウナ室数・熱源種類:1室・薪ストーブ収容人数大人4〜10名(棟全体)/サウナ室定員8名
主な設備:プライベート薪サウナ、ピザ窯、燻製器、客室温泉風呂(単純温泉)
アクセス:新神戸から車で約40分/大阪・梅田から約1時間30分
運営会社:株式会社にしがき
公式URL:https://www.glamping-awaji.com/