
2025年11月29日(土)、大宮駅西口から徒歩7分の場所に複合アウトドア施設『リトルリトリートデポ(通称:リトデポ)』が開業する。旧・大宮運転区の跡地を活用し、サウナ、デイキャンプ、BBQが楽しめる都心近郊の新たなウェルビーイングスポットだ。
業界初、7種類のサウナ小屋を同時体験
最大の特徴は、屋外に設置された7種類のサウナ小屋を一度に体験できるアウトドアサウナエリア。薪・電気・スチームと異なるストーブを備えた多彩なラインナップで、サウナ初心者から愛好家まで満足できる環境を整えた。
設置されるサウナ小屋は全て販売可能な商品で、「サウナ版・住宅展示場」としての役割も担う。水風呂やととのいスペースの設計は株式会社スキーマの橋本健太郎氏が監修。中学生以上が利用可能で、水着着用の男女共用スタイルだ。
利用方法は、気軽に立ち寄れる「フリー」と、エリア全体を独占できる「全体貸切」(2026年春以降提供予定)を用意している。なお、2026年春ごろまでは6種類のサウナ小屋での営業となる。

線路脇の非日常空間でキャンプとBBQ
デイキャンプ・BBQエリアは、秋葉原の高架下で人気を博す『キャンプ練習場campass』の2号店となる。線路脇の廃線跡地という非日常的な空間で、炭火や焚火を自由に楽しめるのが魅力だ。
「新たな日常の入り口」をスローガンに掲げる同施設は、キャンプ初心者からタイムパフォーマンスを重視するキャンパーまで幅広く支持されている。サウナで汗を流した後のBBQやビールは格別の体験となるだろう。本日より予約受付を開始した。

廃レールを活かした唯一無二の景観
施設は旧・大宮運転区で使用していた廃レールや点検設備を景観に活用。隣を走る在来線・新幹線を眺めながら、ここでしか味わえないユニークな雰囲気の中でアウトドアを満喫できる。
コンセプトは『リトルリトリート』。車両メンテナンスを行っていた整備車庫(デポ)が、人々のココロとカラダのメンテナンススポットに生まれ変わった。都心近郊で気軽にリフレッシュできる場として、新たな価値を提供する。

イベントエリアも充実
施設入口の機関車庫前には約600㎡のイベントスペースを整備。キッチンカーの出店や線路を活用した鉄道関連イベントなど、多彩な企画を予定している。貸出可能なスペースとしても運営し、地域の交流拠点としての役割も担う。
JR東日本グループ経営ビジョン「勇翔2034」における「思いやりとワクワクにあふれる社会」の実現に向けた取り組みの一環として、大宮からさらに足を伸ばして様々な地域を旅するきっかけになることを目指す。
リトルリトリートデポ
| 住所 | 埼玉県さいたま市中央区上落合9丁目7番3号 |
| アクセス | 大宮駅西口から徒歩約7分 |
| 用途 | アウトドアサウナ、デイキャンプ、BBQ |
| 開業日 | 2025年11月29日(土)11:00~ |
| 公式サイト | https://www.jreast.co.jp/lrd/ |