時間がなくても諦めない!激速10分で”ととのう”ための「タイパ最強サウナ術」を徹底検証!

by furosauna

秘技その壱!超加速温冷交代浴(通称:ターボ温冷)

通常、サウナは10分、水風呂は1〜2分、休憩は5〜10分、などと言われている。だが、今回はそんな悠長なことはしていられない!我々が目指すのは10分だ!これを1セット1本勝負で完結させる!

まず、サウナ室に入ったら、躊躇なく最上段に陣取る。そして、ここからが重要だ。サウナストーブの熱を全身で感じながら、脳内で秒速でととのいをイメージする。具体的には、まるでロケットが発射されるかのように、体内の血管が拡張し、全身の血流が爆速で駆け巡るのを想像するのだ!

サウナ室滞在は7分! この7分間で、汗をかくのはもちろんのこと、心拍数を上げ、全身の血液が巡り巡るのを意識する。決して寝るな! 雑念を払ってイメージを膨らませ!「Don’t move! Think!」と、掟破りの逆ブルース・リーの思考で己の肉体と精神に集中し、全身で熱を受け止めるのだ!

そして、脳内で「今だ!」と指令が出たら、即座にサウナ室から脱出!かけ水をして水風呂へドボン!

ここで大切なのは、躊躇しないこと。一瞬のひるみが、ととのいを遠ざける。クワトロ・バジーナも「迷いは自分を殺す事になる!ここは戦場だぞ!!」って言ってた。そう、今日ばかりは水風呂は戦場なのだ。

水風呂に飛び込んだら、まるでジェットコースターに乗っているかのように、冷たさが全身を駆け抜けるのを味わう。そして、冷え切る前に水風呂から脱出。この間、まさかの1分!

信じられないかもしれないが、この高速温冷交代浴は、通常の温冷交代浴を何倍にも濃縮したような効果をもたらす(気がする)。脳が状況を認識する前に、体は極限の刺激を受け、一瞬にして覚醒するのだ。

秘技その弐!瞬発力ロウリュ(通称:エクストリーム・セルフロウリュ)

ロウリュはサウナの醍醐味だが、これまた時間がかかると思われがちだ。しかし、我々の「10分ととのい」術に死角はない。

通常、ロウリュはゆっくりと水をかけ、熱波を扇いで、「ふぁ〜きもちいい〜」と顔の筋肉を弛緩して深めていくものだが、そんな優雅な時間はない。我々が考案したのは、「エクストリーム・セルフロウリュ」だ。

サウナ室に入って1分が経過したところで、躊躇なく、そして一気に柄杓2杯の水をストーブにかける! バケツで一気に、なんてダメ! なぜならマナー違反だから! あくまでもサウナーとして節度を持ってサウナに入るのだ。

そして、周りに誰もいないなら、その瞬間に立ち上る蒸気を立ち上がって全身で浴びるのだ。熱い? 当たり前だ! だが、その一瞬の熱波こそが、眠っていたととのいへの扉をこじ開ける鍵だ!

このエクストリーム・セルフロウリュは、まさに一瞬の芸術だ。通常のロウリュがじわじわと体を温めるのに対し、これは脳天をぶち抜くような衝撃で、一瞬にして脳と体を覚醒させる。この間、15秒!

秘技その参!集中外気浴(通称:マインドフルネス・ハイ)

ととのいの極意は、外気浴にある!しかし、我々に与えられた時間は10分。ゆっくりととのっている暇はない。

サウナ室を出て水風呂で締めたら、休憩スペースへ移動! そして、座るか否か、いや、座らない! 立ち止まり、目を閉じて、その一瞬で全身の感覚を研ぎ澄ますのだ。

風が肌を撫でる感覚、心臓の鼓動、遠くで聞こえる音…それらすべてを脳内で超高速処理し、一瞬にしてゾーンに入る。まるで、瞑想の達人が一瞬にして無我の境地に至るがごとく、この瞬間に「ととのい」の頂点を目指すのだ。

この「マインドフルネス・ハイ」は、外気浴の時間を大幅に短縮しながら、その効果を最大限に引き出すための究極の技だ。この間、2分!

秘技その四:脳内セロトニンブースト(通称:ドーパミン・ラッシュ)

上記3つの物理的なアプローチに加え、忘れてはならないのが、精神的なアプローチ!

サウナ室に入る前から、「10分でととのう」という強い意志を持つ。そして、サウナ、水風呂、休憩の各フェーズで、「今、私はととのっている!」「ととのいが来ている!」「時間がない!私はウルトラマンのように時間がない!」と、脳内で叫び続けるのだ。

人は思い込みの生き物である。脳に「ととのい」をインプットし続ければ、脳は勝手に「ととのい」を作り出す。プラシーボ効果と侮るなかれ。この精神的なアプローチは、上記の時短術と組み合わせることで、まさに化学反応を起こす。

ドーパミンが爆発し、セロトニンが洪水のように溢れ出す。もはや、それは物理的なととのいを超越した、精神的な「ととのい」の極致なのだ!

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