北欧メタルが「ととのい」の扉をこじ開ける!その驚くべき親和性
そして、満を持して北欧メタル、特にフィンランドのメタルを外気浴中に試したところ、驚くべき「ととのい」体験が!
フィンランドのメタルは、デスやブラックといった攻撃的な要素を持つものもありつつ、時に叙情的なメロディや壮大なオーケストレーション、そして北欧の厳しい自然や神話に根差した世界観が特徴だ。当メディア・フロサウナを読んでいる読者に果たして興味のある人がいるのかどうかを全く無視した、北欧メタルでととのった(ただ語りたいだけの)筆者による解説は下記!

メロディック・パワーメタル(例:Stratovarius)
外気浴中にストラトヴァリウスの超絶メロディックなギターソロが鳴り響くと、まるで自分が中世の騎士になったかのように、ととのいの城壁を駆け上がっていく感覚に! スピード感のある楽曲が、血流の循環を加速させ、体中の細胞がファンタジーの世界に連れ去られる。ドラゴンを倒した後の外気浴は、さぞかし格別だろうな〜なんてことを考えてととのう。
メロディック・デス・メタル(例:Children of Bodom, Insomnium)
初期のチルドレン・オブ・ボドムの疾走感と叙情的なギターメロディが、外気浴中の五感を覚醒!激しいサウンドが、むしろ脳内の余計な思考を焼き尽くし、美しいメロディが、まるで白樺の森を吹き抜ける風のように、心の奥底に染み渡る。「ととのい」の嵐の中に、なぜか静謐な感覚が共存するという、矛盾した体験をするフロサウナ編集者も!インソムニウムのような叙情的なデス・メタルを聴けば、水風呂後の心臓の鼓動が、まるで大地の脈動のように感じられる、なんていう声も!

シンフォニック・メタル(例:Nightwish)
ナイトウィッシュの荘厳なオーケストレーションや、壮大な合唱が響き渡ると、外気浴スペースが一瞬で大聖堂へと変貌! 自分が壮大な物語の主人公になったかのような気分で、まさに「宇宙と一体となった」ととのいを体験できる。心の中には天使が舞い降り、悪魔が去っていく……そんなドラマが繰り広げられた!こんなの初めて!
ゴシックメタル(例:To/Die/For, Ensiferum)
ゴシック的な要素を取り入れた暗く耽美的な音楽性は、サウナ後の微睡(まどろみ)に誘う。外気浴で目を閉じれば、脳内には霧深い古城が広がり、幽玄な世界へと意識が誘われる。エンシフェルムのようなフォーク・メタルは、丸太小屋のサウナで聴けば、さらに原始的なととのいを得られること請け合いだ!

ブラックメタル(特に初期)
ダークで攻撃的なサウンドは一見、ととのいを妨げそうだが、初期ブラックメタルの持つプリミティブな冷たさ、虚無感は、水風呂後の「無」の境地と意外にもシンクロする。すべてを突き放したようなサウンドが、逆に研ぎ澄まされた集中力を生み出し、煩悩が焼き尽くされる感覚を増幅させるという報告もある。
なぜ、北欧メタルが「ととのい」とこれほどまでにしっくりくるのか? 我々は、科学的根拠を一切無視し、独自の解釈でその理由を深掘りした。
