
株式会社ビームスが展開する日本文化発信ブランド「BEAMS JAPAN」と牛乳石鹸共進社株式会社は、町の銭湯の楽しみ方を発信するプロジェクト「銭湯のススメ2025 〜大阪・関西編〜」を8月7日(木)より開催する。本プロジェクトは3年ぶり2度目となる大阪・関西編であり、国内外から注目が集まる今、日本の誇る銭湯文化の魅力を広く発信する内容となっている。
銭湯のススメとは
「銭湯のススメ」は、「ずっと変わらぬ やさしさを。」を企業理念に掲げる牛乳石鹸と、「日本の良さや面白さを世界へ発信する」をコンセプトとするBEAMS JAPANによるコラボレーションプロジェクトである。2019年に東京でスタートして以来、ライフスタイルの変化に伴い役割や形態が変化する中でも、地域のコミュニケーションの場といった不変の魅力を持つ銭湯文化を未来に伝承することを目指している。
若者をはじめとする銭湯に馴染みの少ない層が銭湯に足を運ぶきっかけとなるよう、ユニークかつ多彩なコンテンツで日本の古き良き銭湯文化を盛り上げる取り組みである。
第5弾となる今回の特徴
第5弾となる今回は、銭湯の魅力のひとつである”見ず知らずの人が仲良くなれるコミュニケーションの場”にフォーカスした内容となっている。大阪・関西ならではのコンテンツと掛け合わせた企画展開を予定しており、大阪府内の銭湯1軒をジャックしてオリジナル装飾で演出するほか、大阪府内約160軒の銭湯にオリジナル暖簾を掲げてスタンプラリーを実施する。また、「銭湯のススメ」限定コラボアイテムの販売なども行われる予定だ。
過去の開催実績
第1弾(2019年・東京)
イラストレーター長場雄氏の描いたイラストを銭湯ペンキ絵や暖簾のデザインに採用し、東京・東上野の「寿湯」を中心に、東京都浴場組合加盟の約550軒の銭湯を横断して実施された。この取り組みは2020年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞している。

第2弾(2021年・東京)
「スポーツ」をテーマに、漫画家・文筆家のヤマザキマリ氏による描き下ろしイラストを使用。東京・東上野の銭湯「寿湯」には特別な銭湯ペンキ絵が登場した。また、イベントの一環として「銭湯ランのススメ」も実施され、銭湯店主のお薦めスポットを巡るランニングコースが紹介された。

第3弾(2022年・大阪・関西)
「銭湯 × アーバンスポーツ」をテーマに、グラフィティアーティスト・COOK氏が手掛けた暖簾が、大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合加盟の約150軒の浴場に掲げられた。

第4弾(2024年・東京)
イラストレーター田渕周平氏の描き下ろしイラストデザインを起用。100周年を迎えた都営バスとコラボレーションした特別ラッピングバスを運行するなど、バスと銭湯の魅力を発信した。

主催団体について
BEAMS JAPANについて
2016年にスタートした、ビームスが日本の良さや面白さを世界へ発信する事業である。日本の技術が光るプロダクト、伝統に裏付けされた各地の名品、モダンカルチャーやアートに加え、こだわりの日本ブランドやオリジナルウエアなどファッションアイテムも集積し、日本のモノやコトの魅力を国内外に発信している。地方自治体や異業種企業とのコラボレーションも積極的に行い、店頭イベント、商品開発、ガイドブック発行など数多くのプロジェクトに取り組んでいる。
2025年3月現在、BEAMS JAPANは新宿、渋谷、京都、出雲、日光、宮島、神戸、善光寺、舞鶴で計9店舗を営業している。
牛乳石鹸共進社株式会社について
1909年(明治42年)創業以来、「美と清潔 そして健康づくりに役立つ」製品を提供してきた企業である。企業理念「ずっと変わらぬ やさしさを。」のもと、お客様の肌に、こころに、そして環境にもやさしい「ものづくり」に取り組んでいる。創業116年を迎える現在も品質第一主義を守りつつ、時代の流れを取り入れることでお客様のニーズに応えている。近年ではボディケア、フェイスケア、ヘアケアと幅広い製品開発により、赤箱・青箱をはじめとした「カウブランド」に加えて新ブランドも展開している。
開催概要は以下の通りである:
- 名称: 「銭湯のススメ2025 〜大阪・関西編〜」
- 主催: 牛乳石鹸共進社株式会社・BEAMS JAPAN
- 後援: 大阪府公衆浴場業生活衛生同業場組合
- 開催期間: 2025年8月7日(木)〜 2025年9月30日(火)
- 実施内容:
- 大阪府内の銭湯(1軒)をジャックし、オリジナル装飾で演出
- 大阪府内の銭湯約160軒にオリジナル暖簾を掲げ、スタンプラリー等を実施
- 「銭湯のススメ」限定コラボアイテムの販売 他
- 特設ページ: https://www.cow-soap.co.jp/sentounosusume2025/(2025年6月初旬公開予定)