
2025年5月1日、兵庫県湯村温泉の「御宿コトブキ」が開業3周年を迎え、新たな挑戦として「心ほどけるサウナ」プロジェクトを始動した。このプロジェクトは、4月25日から開始されたクラウドファンディングがわずか4時間で目標金額100万円を突破するという好スタートを切っている。
98℃源泉とサウナの融合で実現する”心ほどける”体験
御宿コトブキが目指すサウナは、湯村温泉の98℃という高温源泉と医療・快眠の知見を活かした、単なる温浴施設にとどまらない空間だ。身体だけでなく心までほどける特別な体験を提供することを目標としている。
「お風呂はもう一歩進化させたい」という想いを長年抱いてきたスタッフ全員の念願が、今回のサウナプロジェクトとして結実した形だ。快眠や料理、接客など多方面で高い評価を得てきた御宿コトブキにとって、サウナは「宿に足りなかった最後のピース」と位置づけられている。


支援者の声と共に成長する宿づくり
クラウドファンディング開始から5日目にはセカンドゴールも達成し、支援者からは次のような温かな声が寄せられている。
「コトブキスタッフの皆さまのおかげで癒され、毎回伺うのが楽しみです」 「サウナ楽しみにしています!応援しています!頑張ってください!」 「訪れたのは一度だけですがとてもいいお宿です。良いものができるよう応援しています」 「快眠セラピーに、料理に、接客に、総支配人にいつも癒されてます!サウナ!期待!!」
御宿コトブキは、このような支援者一人ひとりとの繋がりを大切にし、共創の実感を提供するため、公式サイトや館内への支援者名の掲載も予定している。





医療グループの知見を活かした快眠特化の宿としての進化
御宿コトブキは2021年の開業以来、医療グループの知見を活かした快眠特化型の宿として多くのリピーターを獲得してきた。今回のサウナ設置によって、「また帰ってきたくなる場所」としての魅力をさらに高め、「日本一リピートしていただける旅館」を目指している。
クラウドファンディングの成功を受け、サウナ設置は確定となったが、御宿コトブキは今後も顧客の声に耳を傾け、地域と共に歩み続けることを約束している。

湯村温泉の中核施設として地域に根差した運営を続ける御宿コトブキ。今回のサウナプロジェクトは、単なる設備の追加ではなく、宿と地域の未来を共に創る取り組みとして注目されている。サウナブームが続く中、医療の知見と98℃の源泉という強みを活かした独自のサウナ体験が、新たな顧客層の開拓と既存客の満足度向上につながることが期待される。
御宿コトブキ
所在地: 兵庫県美方郡新温泉町湯1561−1
営業開始: 2021年5月1日(開業3周年)
新設施設: 「心ほどけるサウナ」(クラウドファンディングにより設置決定)
クラウドファンディングURL: https://camp-fire.jp/projects/840871/view#menu