
完全予約制のプライベートサウナ「TARU SAUNA LABO 麻布十番」が2025年5月1日、運営会社をココザス株式会社へ移行した。これに伴い、6月以降は「COCO VILLA sauna 麻布十番」として順次リブランディングが実施される予定である。
都心の隠れ家「樽型サウナ」は継続運営
TARU SAUNA LABOは、麻布十番に位置する都市型プライベートサウナ。他の利用者と接することなく完全貸切で利用できる点が特徴で、特に樽型のサウナルームを備えた独自のスタイルが人気を集めている。
このサウナ施設は、ヒートアップした後のクールダウンも含め、心身のリラックスを提供するプライベート空間として愛されてきた。ココザス株式会社への運営移行後も、現会員はそのまま予約・利用が可能であり、会員情報やサービス内容は適切に引き継がれると発表されている。
「COCO VILLA sauna」のコンセプト
新たなブランド「COCO VILLA sauna」は、全国展開する貸別荘ブランド「COCO VILLA」の世界観を共有しつつ、サウナ体験に特化した都市型展開として位置づけられる。
ココザス株式会社が掲げるコンセプトは、「都市にいながらも心と身体がととのう、ウェルビーイングな体験」の提供だ。これは近年のサウナブームの中でも、特に「ととのい」や「サウナ後の心地よさ」を重視するサウナ愛好家から注目を集めるポイントとなるだろう。
自然の中の貸別荘体験と同様の「特別感のあるプライベート体験」を都心・麻布十番でも実現させるという構想は、都会の喧騒を忘れてサウナでリフレッシュしたいというニーズに合致している。
今後の展開とサービス向上へ
運営会社の変更を機に、ココザス株式会社ではプラン構成や運用形態の見直しを含めた再構築も予定しているという。これにより、より多くの利用者にとって使いやすい施設を目指す方針だ。
サウナ市場が拡大を続ける中、都心部におけるプライベートサウナの需要も高まっている。特に完全貸切型のサウナは、コロナ禍以降のプライバシー志向とも相まって注目度が上がっており、今回の運営会社変更とリブランディングは、そうした市場動向を踏まえた戦略的な動きと見ることができる。
TARU SAUNA LABOからCOCO VILLA sauna 麻布十番への移行は、サウナ施設としての特色を維持しながらも、新たな価値提供を目指す意欲的な試みである。サウナ愛好家のみならず、都心でのリラクゼーションを求める人々からの期待が高まる。
COCO VILLA sauna 麻布十番(2025年6月以降順次変更)
特徴: 樽型サウナルーム、完全貸切制
運営会社: ココザス株式会社
所在地: 〒105-0014 東京都港区芝2-27-8 VORT芝公園 1F・7F
公式サイト:TARU SAUNA LABO: https://taru-sauna-labo.com/