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檜香る本格フィンランドサウナで「ととのう」宿へ!温泉ホテル安曇野アートキャビンが4月リニューアル

by furosauna

安曇野の自然に囲まれた静かな温泉宿「温泉ホテル安曇野アートキャビン」が2025年4月、待望のリニューアルオープンを迎えた。今回の目玉は、日本発のサウナブランド「idetox(アイデトックス)」による檜製バレルサウナの導入だ。温泉とサウナを融合させた新たな「ととのい空間」の誕生に、サウナファンからの注目が集まっている。

日本の檜が香る本格フィンランド式サウナ

今回導入されたのは、日本の伝統素材である檜材を贅沢に使用したバレル型サウナ2基だ。直径2100mm×全長2100mmという広々とした設計で、本格的なサウナ体験を追求している。フィンランドの名門メーカー「Harvia社」製KIP8ヒーター(7.4kW/単相200V)を搭載し、セルフロウリュにも対応している点は本格派サウナファンにとって見逃せないポイントだろう。

サウナ室内に立ち込める檜の香りと蒸気が、五感を研ぎ澄まし「ととのう」体験へと誘う。外気浴の導線も確保されており、サウナの熱気と清々しい安曇野の自然を行き来する、理想的なサウナサイクルを楽しむことができる。

温泉・アート・サウナが融合する滞在型リトリート施設へ

安曇野アートキャビンは、安曇野の豊かな自然環境と一体化したリゾートホテルとして知られてきた。今回のリニューアルでは、全10室の客室がそれぞれ趣の異なる心地よい空間に生まれ変わり、いつでも温泉が楽しめる贅沢な滞在を提供する。

サウナ導入により、温泉とアートに加えてサウナという新たな魅力が加わることで、単なる宿泊施設を超えた「滞在型リトリート施設」としての価値が高まった。サウナを核とした新しい旅のスタイルを提案し、サウナを目的とした旅行者の新たな目的地となることが期待されている。

また、今回の導入事例は、サウナを核としたリトリート空間を検討している宿泊施設や観光施設にとっても参考になるモデルケースとなるだろう。

近年のサウナブームの中で、単なる発汗や温熱効果だけでなく、五感を研ぎ澄ませる「ととのい」体験を求める利用者が増加している。安曇野アートキャビンの今回の取り組みは、北アルプスの麓という立地を活かし、温泉、アート、そして本格サウナを組み合わせた複合的な癒しの空間を提供するものだ。日常から離れ、心身ともにリフレッシュしたい人々にとって、新たな癒しの聖地となるだろう。

特に、国産檜材を使用したバレルサウナは、フィンランドの伝統的なサウナ文化と日本の木の文化が融合した独自の魅力を持つ。その香りと温もりに包まれながら、窓外に広がる安曇野の美しい自然景観を眺める贅沢な時間は、訪れる者に特別な体験をもたらすことだろう。


温泉ホテル安曇野アートキャビン 

所在地:長野県安曇野市穂高有明2252−2
客室数:10室
公式サイト:https://hotelartcabin.jp

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