2025年2月、宮城県川崎町青根に新たなサウナ施設「GOOD MORNING SAUNA LAB」がオープンする。この施設は、宮城発のサウナアパレルブランド「GOOD MORNING SAUNA」を手掛ける有限会社クレセントグースがプロデュースし、天然温泉と地下水を使った水風呂が特徴だ。地元の素材とフィンランド文化が融合したこのコテージは、サウナファンにとって魅力的な新たな目的地となるだろう。
青根の自然とサウナが生む究極の癒し
「GOOD MORNING SAUNA LAB」は、蔵王連峰の麓にある青根温泉地に位置する。青根は歴史ある温泉地として知られ、美しい自然に囲まれたエリアだ。釜房ダムを越える道中には雄大な自然が広がり、到着した瞬間から非日常感を味わえる。
この施設の最大の特徴は、登米杉の間伐材を用いて設計されたバレルサウナ。フィンランド製のアロマオイルを使用したロウリュや、特製の木製うちわによる熱波が体験できる。また、地下水を使用した水風呂は、16~17度の心地よい冷たさが特徴で、冬にはさらに冷却される。雪が積もればスノーダイブを楽しむことも可能だ。
地元の素材と国際的な文化の融合
「GOOD MORNING SAUNA LAB」では、地元宮城の木材や職人技がふんだんに取り入れられている。登米杉を使用した木製の食器「KELLY BOCK」は、温かみのあるデザインで利用者のサウナ体験を一層引き立てる。さらに、施設で使用されるサウナグッズやアパレル製品も「GOOD MORNING SAUNA」ブランドのもので、宿泊者はこれらを試すことができる。
また、この施設は単なる宿泊施設ではなく、地域とのコミュニケーションを重視する「LAB(研究所)」型のコンセプトを持つ。訪れる人々が宮城の魅力に触れ、共有することで、新たな価値が生み出されることを目指しているという。
クラウドファンディングで地元を応援
「GOOD MORNING SAUNA LAB」の建設には、クラウドファンディングも活用されている。2024年11月24日から12月31日までの期間で資金調達が行われ、リターン品として「AONE BLUE」という青根をイメージした新色のサウナハットやアパレル、宿泊券などが提供される。
サウナファンに向けた新たな体験の場
「GOOD MORNING SAUNA LAB」は、サウナファンにとって理想的な環境を提供する施設。温泉、サウナ、水風呂、外気浴が完璧なバランスで用意され、全身が“ととのう”究極の体験が可能となる。さらに、木々に囲まれた静寂の中、夜には星空を眺めながらの外気浴という贅沢も味わえる。
家族や友人と共に訪れることで、日常の喧騒を忘れ、心身を思う存分リフレッシュする場所、それが「GOOD MORNING SAUNA LAB」。青根温泉地の新たな魅力として、多くの人々を引きつけるに違いない。2025年2月のオープンに向け、今後の展開に注目したい。
GOOD MORNING SAUNA LAB :宮城県柴田郡川崎町