長野県佐久市、標高1,100メートルの澄んだ空気と豊かな自然に包まれた1棟貸しヴィラ「THE BEITH」。2023年6月にオープンしたこのヴィラは、隣接するゴルフ場「サニーカントリークラブ」と共に、都会の喧騒を忘れさせる隠れ家的ゴルフリゾートだ。
注目すべきは、「THE BEITH」全棟に完備されたプライベートサウナ。自然の中で心身ともにリラックスしながら、極上のひとときを過ごすことができるこのサウナが、実は「ベテランサウナーをも唸らせるサウナである」というタレコミが編集部に届いた。
スポーツの秋、食欲の秋、そして外気浴の秋ということもあり、サウナ欲求はすでにレッドゾーンに突入している筆者にとって、「ベテランサウナーをも唸らせるサウナ」は魅力的なワードだ。見せてもらおうじゃないの!唸らせてもらおうじゃないの!と息巻き、東京から片道3時間の旅がスタートした。(連休の渋滞に捕まって、結局5時間かかりました(泣))
高原の自然を満喫できるゴルフ場「サニーカントリークラブ」
長野県佐久市に位置する「サニーカントリークラブ」は、標高1,100メートルの高原に広がる美しいゴルフコース。八ヶ岳連峰や浅間山、蓼科山といった名峰に囲まれたこの場所は、四季折々の自然美を背景に、爽やかな気候の中でゴルフを楽しむことができる。夏場でも涼しく快適な気温が続き、ゴルフシーズンを通して心地よいプレー環境が整っているのが特徴だ。
ゴルフの知識は、タイガー・ウッズってすごいよね、とか「プロゴルファー織部金次郎」シリーズを全部観たことがあるというくらいの筆者。つまりはゴルフ初心者ですらない無知である。しかし!このコースが素晴らしいのは直感でわかる!到着した瞬間に目の前に広がるこの抜け感に、「ファーーー!!!」と驚嘆の声が自然と溢れ出る。ゴルフ場だけにファー、だ。
「アメリカンなテイストをイメージしたコースになっています」と語るオーナーの小林氏。緑豊かな木々と青々としたフェアウェイが魅力的で、自然の地形を活かした設計が施されているという。丘陵地ならではの起伏に富んだレイアウトが、プレーヤーに挑戦的なラウンドを提供する一方で、美しい景観が心を癒してくれる。各ホールから眺める山々の風景は息をのむほどの美しさで、ゴルフプレーをしながら大自然を満喫できるだろう。昔ファミコンか何かであったゴルフゲーム「遥かなるオーガスタ」も、こういった世界観なのかもしれない。
コースは初心者から上級者まで楽しめるように設計され、テクニカルなホールや戦略的なバンカー配置など、プレーヤーのスキルを試す要素が盛り込まれている。これにより、どのレベルのゴルファーでも挑戦しがいがあるコースとなっているという。
クラブハウスでは、上質なリラックス空間を提供。プレー後にはレストランで地元の食材を使った美味しい料理を楽しむことができる。地元信州の食材を取り入れたメニューは、味わい深く、ゴルフの疲れを癒してくれる。
そして、クラブハウスの浴場にもサウナが!ロシア産のバレルサウナだが、オーナーの小林氏により各所がカスタマイズされているという。実は生粋のサウナーであるという小林氏だからこそ為せる技だ。このバレルサウナはプレー後に貸切(予約制)で入ることができ、ゴルフで疲れた体をすっきりと癒やしてくれる。利用料金は2時間20,000円。
ゴルフプレー後の宿泊が楽しみになるヴィラ「THE BEITH」
そして「サニーカントリークラブ」のもう一つの魅力は、併設された宿泊施設「THE BEITH」だ。ゴルフコースに隣接したこのヴィラは、全3棟のすべてにジャグジーとプライベートサウナを完備し、プレー後の宿泊をより豊かなものにしてくれる。これらの3棟のコテージは、それぞれ異なる魅力を持つ。
「アカマツ」はペット同伴が可能なコテージで、広々としたドッグラン付き。ツインベッドルームが3室あり、家族やグループでの滞在に最適だ。機能的なキッチンで自炊も楽しめ、リビングには65インチの大画面テレビと暖炉が備わり、寒い季節でも快適に過ごせるだろう。ペットと一緒に、暖炉の前で団らんする光景は、まるで映画のような特別な時間が楽しめる。
「ヤマボウシ」は、ツインルームが2室のコテージ。温かみのある木製インテリアで統一され、心落ち着く空間だ。リビングには大きなソファとガラステーブルがあり、家族や友人とゆったりとした時間を過ごせる。今回、筆者が滞在したのもこの部屋。サウナやジャグジーで一日の疲れを癒しながら、静かな夜を過ごすのにぴったりのコテージとなっている。
「コナシ」は、隠れ家的な雰囲気を持つ2ベッドルームのコテージ。大きな窓のあるサウナ室から外の景色を楽しむことができ、贅沢なひとときが提供される。プライベート感が高く、家族やカップルでの静かな滞在に最適だ。外の景色を眺めながらのリラックスした時間が、何ものにも代えがたい癒しを与えてくれるだろう。