北海道・登別の宿泊施設「登別グランドホテル」は、「温泉とサウナのW主役」をテーマに、2022年9月「鬼サウナ」を第1弾としてオープンした。続く、第2段として「清流サウナ」を2023年3月7日サウナの日にオープンする。いずれもサウナー専門ブランドTTNEの「ととのえ親方」こと松尾大氏のプロデュースによるもの。
登別温泉は新千歳空港から1時間、札幌から1時間半の良好なアクセスにある温泉地で、「温泉のデパート」と称されるほど泉質が豊富な場所だ。2022年9月に「鬼灯の湯」露天スペースをリニューアルし「鬼サウナ」をオープンして以降、多くの利用者が来館し、日帰り入浴の利用者は前年の170%に達したという。また、サウナをきっかけに多くの利用者が来館・宿泊し、宿泊施設やビュッフェ、サウナ飯なども好評だという。
「鬼サウナ」は鬼の棲み家のような荒々しさを表現した110℃の高温サウナだが、「清流サウナ」は80℃の中温サウナ。登別の沢水をかけるセルフロウリュと、セルフウィスキングが楽しめるメディテーションサウナとなっている。
「清流サウナ」は「鬼サウナ」とは異なるコンセプトサウナとなり、高温が苦手な方も楽しめる。また、同ホテルではTTNEコラボの施設改修、第3弾、第4弾も企画中だという。
第3弾 高さ170cm!立って入れる樽水風呂使用解禁 ※4月中旬完成予定
第4弾 「熊サウナ」(サウナ×アイヌ文化×熊?)竜胆の湯大浴場 ※4~5月頃完成予定
「清流サウナ」の特徴
登別温泉街に流れるクスリサンベツ川の清流から着想
清らかに心ととのう体験を目指し、壁面の色味はブルー系でメディテーションに適した暗めのカラートーン。壁に飾ったヴィヒタから北海道の森の香りを感じることができる。
登別の沢水をセルフロウリュ
登別北東部の山麓を水源とした「朝日沢の沢水」によるセルフロウリュを楽しめる。
セルフウィスキングが手軽に楽しめる
道産のヴィヒタを用いたセルフウィスキングが楽しめる。
対流型サウナで森の香りに包まれる体験
ベンチ背中側の壁面上部をR形状にする事で空気の対流を生み出、サウナ室内にヴィヒタの香りが充満する。
アウフグースイベント対応可能な広々とした空間を設計
ストーブ前のスペースをアウフグースイベントが可能な広さに設計。
登別グランドホテル
北海道登別市登別温泉町154番地