株式会社ディスカバー・ジャパンが発行する月刊誌「Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)」2022年4月号「身体と心をととのえる春旅へ。」が発売された。
本特集では、「サウナ」、「発酵」、「美食」、「温泉」の4つのテーマに分けて、いま行くべき旅を紹介。
巻頭企画は、ととのえ親方・松尾大氏監修の下、サウナを通して地域の文化を味わえる〝サ旅〞を紹介。日本ならではのサウナの魅力が聞ける内容となっている。
発酵のテーマでは、〝発酵県〞とも呼ばれている滋賀・琵琶湖が紹介される。鮒ずし、日本酒、チーズのほか、発酵をテーマにした文化施設「湖のスコーレ」など、発酵と食の匠たちの元を訪ねる旅は身も心もお腹もととのう。
そのほか佐賀県への美食旅、温泉大国・日本を味わい尽くす秘湯を訪ねる旅、一生に一度は見ておきたい、お花見の名所と基礎知識も収録。
新年度のはじまりにぴったりな春旅を提案した一冊となっている。
この春、サ旅でニッポン再発見!
男女を問わず、幅広い世代を魅了する「サウナ」。「サウナー」や「ととのう」といったキーワードが注目されるなど、いまや日本になくてはならないポップカルチャーとなった。
本企画では、そのムーブメントをけん引する、プロサウナー「ととのえ親方」松尾大氏が、地域をまるごと味わえるサ旅の魅力を解説。北海道・知床半島にある“流氷サウナ”など、全国各地で多様化と進化を見せるサウナツーリズムの魅力がわかる内容だ。
「北こぶし知床ホテル&リゾート」北海道 知床半島/「おちあいろう」静岡 伊豆市/「御船山楽園ホテル」佐賀 武雄市/「Sea Sauna Shack」千葉南房総市/「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」山形 鶴岡市/「sankara hotel&spa 屋久島」鹿児島 屋久島/「スパ・アルプス」富山 富山市/「サウナしきじ」静岡 静岡市/「The Sauna」長野 信濃町/「八尾グランドホテル」大阪 八尾市/「SAUNAグリンピア」高知 高知市/「鉄輪むし湯」大分 別府市
くるみの木・石村由起子さんとめぐる
“発酵”と“食”でととのう滋賀旅
「発酵」を取り入れれば、心も身体も“ととのう”——。そんな価値観が広まりつつある昨今、日本一大きな湖を有する滋賀県は発酵食“鮒ずし”が郷土食の筆頭に上がるほど発酵が生活に根付く土地。
その滋賀に昨年末、発酵をテーマにした「湖(うみ)のスコーレ」という施設が誕生した。監修を手掛けたのは奈良くるみの木のオーナー・石村由起子氏。施設を監修するにあたり幾度となく滋賀をめぐり、さまざまな人やコトに出合ったと同氏は語る。
今回は、そんな石村氏自身が出合い、感銘を受けた次の30年を担う若手を軸に、滋賀の食と発酵をテーマにした旅が紹介される。
タベアルキスト・マッキー牧元氏と行く
食材と出合う楽しさを求めて、佐賀のローカルレストランへ
食ジャーナリスト・マッキー牧元氏と訪れたのは、佐賀県武雄市、御船山楽園の庭園を望むイタリアンレストラン「Kaji synergy restaurant」。シェフ・梶原大輔氏の料理は、佐賀の風土そのものと向き合う想いであふれている。そんな梶原シェフの思考から繰り広げられる一品一品と、そのひと皿を支える食材の生産者、料理を華やかに見せてくれるうつわ作家から、レストランの周辺情報までを掘り下げて紹介。
さらに企画の最後では、マッキー牧元氏による、近年増えているローカルレストランの魅力についても熱く語られる。
この春見に行きたい 日本が誇る桜の名所
風景写真家・森田敏隆 氏
桜は日本人の原風景。時節柄、花見に出掛けることそのものが貴重になりつつあるが、春の到来を喜び、桜を愛でたいと思う心は、やはり掛け替えのないもの。
この企画では、全国に一本桜のブームをつくった「一本桜」、「一本桜百めぐり」(ともに講談社)をはじめ、桜の写真集を6冊出版している風景写真家の森田敏隆氏に、とっておきの10名所を聞く。
富山県中央植物園主任でサクラ博士として知られる大原隆明氏による桜講座や、2022年の桜前線の情報も収録されている。
株式会社ディスカバー・ジャパン発行
月刊誌「Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)」最新号の特集はこちらで詳しく見ることができる。
https://discoverjapan-web.com/magazine