ガチ勢が満足する本格派 × 錦糸町・両国・押上

ガチ勢が満足する本格派サウナ × 錦糸町・両国・押上

錦糸町・両国・押上という名前を聞いて「下町」と連想した人間の先入観を、6施設がそれぞれの方法で砕いてくる。

このエリアを選ぶ理由:両国駅1分に24時間スパ、錦糸町駅前に120℃超の江戸前ドライサウナ、9階に毎日最大15回のプロアウフグース——密集エリアがゆえに「本格度」の振れ幅が異常に広い。銭湯系から会員制プライベートまで、6通りの本格がひとつのエリアに同居している。

両国湯屋 江戸遊

両国湯屋 江戸遊

男湯に2室(98℃と80℃)、女湯に2室(85℃とスチーム45℃)。ガチ勢が喜ぶのは室数だけでなく、その設計思想だ——温度を2択にしておくことで、1回の入浴で「熱い攻め」と「じっくり養生」の両方が成立する。水風呂は16℃。男女とも外気浴デッキがある。

大江戸線・両国駅A出口からそのまま入館できるアクセスは、終電を気にする夜に「偶然」を許してくれる。岩盤浴は別料金だが、翌8時半まで営業するという事実が「明日の朝まで居ていい」という選択肢を静かに提示している。

編集長カトウ
編集長
98℃と80℃の2択が廊下の先に並んでいる——今日どちらへ入るかは、体が決める。両国湯屋が設計したのは浴室ではなく、自分の状態を確認する回路だ。
アクセス都営大江戸線 両国駅 A3・A4出口から徒歩約1分
営業時間10:00〜翌8:30
料金平日 1,200円〜 / 深夜別途(公式サイト参照)
性別男女別

黄金湯

黄金湯

1932年生まれが2020年に大改修した——その事実だけで「本格」の定義が揺らぐ。麦飯石を敷き詰めたサウナは105℃、オートロウリュが定期的に発動し、水風呂には地下水をかけ流している。男湯の水温は13℃。グルシン水準だ。

女湯にはヒバサウナがある。男女で素材が違う設計は、連れと別々に入っても「どっちが良かった」論争が成立する数少ない銭湯だ。朝6時から営業しているため、早朝に使いたいガチ勢にも対応する。550円という銭湯料金で、この規格が動いている。

編集長カトウ
編集長
地下水13℃の水風呂は、食品冷蔵の温度帯に近い。105℃から飛び込んだとき、体温計という計測器が一時的に機能を失う——そういう550円が、錦糸町にある。
アクセスJR総武線・東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅北口から徒歩約6分
営業時間6:00〜9:00(朝湯)/ 11:00〜24:30(土曜は15:00〜24:30)
料金入浴料 550円(東京都銭湯料金)
性別男女別(水曜入替)

スパ&カプセル ニューウイング

スパ&カプセル ニューウイング

ボナ、カラカラ、テルマーレ——3室が3種類の熱を提案している。ひとつは穏やかに、ひとつは乾ききった高温で、ひとつはフィンランド式の湿熱で。「今日はどの熱で攻めるか」という選択が、錦糸町駅南口から徒歩3分の場所で24時間待っている。

水は2槽。18〜20℃の水風呂と、15〜16℃の冷水プール(15人が同時に入れる)。プールに近い規格の冷水浴が、入浴料ベースで1,300円から使えるのは、コストとスケールの比率として無視しにくい。男性専用・カプセル宿泊も可能。

編集長カトウ
編集長
ボナ・カラカラ・テルマーレと3種の熱が並ぶ——音楽理論でいえば、3オクターブ違う音域だ。今日どの熱で蒸されるかを選べる”3音域サウナ”が、錦糸町南口3分先にある。
アクセスJR総武線・東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅南口から徒歩約3分
営業時間24時間営業
料金日帰り60分 1,300円〜(タオル・館内着込み)
性別男性専用

スパ&カプセルイン リアルサウナ錦糸町

スパ&カプセルイン リアルサウナ錦糸町

120℃超の完全ドライサウナ(江戸前サウナと名付けられている)と、全長7mの天然地下水かけ流し流水水風呂。名前に「リアル」と付いているが、数字で読むと確かに本物だ。ドライ120℃は都内水準でも上位に入る。

女性専用エリア(WOMAN棟)があり、男女それぞれに独立した施設が機能している。男性 60分1,300円〜、女性 60分1,000円〜。24時間営業のため、深夜に熱さを確認したい人間にも曜日を問わない。錦糸町駅北口から徒歩2分。

編集長カトウ
編集長
120℃の完全ドライから7mの流水水風呂へ移る行為は、冶金でいう焼き入れに近い——高温で熱し、急冷で組織を締める。鉄が強くなる理由を、体で確かめる施設だ。
アクセスJR総武線・東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅北口から徒歩約2分
営業時間24時間営業
料金男性 60分 1,300円〜 / 女性(WOMAN)60分 1,000円〜
性別男女別(男女エリア分離)

天然温泉 楽天地スパ

天然温泉 楽天地スパ

ドライサウナ95℃・30名収容。ここまでは標準的な数字だが、「毎日最大15回のプロ熱波師によるアウフグース」という付帯条件がついた瞬間に話が変わる。1時間に1回以上の計算で、本職が熱波を打ちに来る施設が、錦糸町駅2番出口から徒歩すぐにある。

水風呂は地下650mから汲み上げた天然黒湯温泉。温泉水風呂は設備コストが高いため、こういう施設では珍しい選択だ。展望内気浴で夜景を見ながら過ごせる。月〜土は翌6時まで。60分コース1,650円から使えるため、時間効率を重視するガチ勢にも対応する。

編集長カトウ
編集長
毎日最大15回、プロ熱波師が入室してくる時間割は、衛星の軌道周期に似ている——予測できるタイミングで、確実に熱波が来る。錦糸町9階の話だ。
アクセス東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅 2番出口から徒歩すぐ(楽天地ビル9階)
営業時間月〜土 11:00〜翌6:00 / 日 23:00閉店(最終受付22:30)→月 10:00開店
料金一般入浴料 2,850円(会員 2,550円)/ 60分コース 1,650円
性別男性専用

SAUNA霧宙

SAUNA霧宙

「霧宙ボタン」と呼ばれるスイッチを押すと、90℃のサウナ室の中に冷たいミストが降り注ぐ。熱と冷がサウナ室の中だけで完結する——ミストトノイという水風呂もミスト形式だ。完全貸切・完全予約制のプライベートサウナが、両国駅エリアで8:30から翌2:30まで動いている。

2室あり、「霧」は最大3名70分10,000円〜、「宙」は最大4名90分15,000円〜。グループで使えば1人あたりの単価は下がる。セルフロウリュも可能。ガチ勢の中でも「静かに、確実に、独占して整えたい」人間向けの、この規格の答えはここにしかない。

編集長カトウ
編集長
霧宙ボタンを押すと、90℃の密室に冷たいミストが降ってくる。気象学的には、このサウナ室だけで寒冷前線が日に何度も発生している。
アクセスJR総武線・都営大江戸線 両国駅から徒歩(詳細は公式サイト参照)
営業時間8:30〜翌2:30
料金霧(最大3名)70分 10,000円〜 / 宙(最大4名)90分 15,000円〜
性別男女混合(貸切)

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