
全国で個性溢れる温浴施設を展開する株式会社楽久屋が、群馬県高崎市箕郷町の温浴施設を受け継ぎ、新たに「COCOFURO plus みさと温泉」として2026年12月上旬にオープンする。
東京・大田区などで親しまれる銭湯再生ブランド「COCOFURO」のノウハウを地域密着型大型温浴施設へ拡張した初展開であり、静けさを尊ぶ「静」のサウナと名物ミュージックロウリュを搭載した「動」のサウナという、対極にある2つの本格サウナを完備することが最大の特徴だ。
既存の温浴資源を活かしつつ、生源泉かけ流しや温泉炭酸泉、地下水を使用した深水風呂など多彩な湯船を備え、地域の暮らしに寄り添う新たな温浴拠点として生まれ変わる。
この記事に関連するページ
「静」と「動」が交錯する2つのサウナと都城産レンガストーンの革新性
サウナエリアは、自分自身の内面と静かに向き合うメディテーション型のサウナと、音楽とロウリュが融合するエンターテインメント型のミュージックロウリュサウナという、まったく異なる2つのコンセプトで構成される。


特に注目すべきは、ミュージックロウリュサウナに導入予定の宮崎県都城市産レンガストーン「SAUNA BRICK」だ。宮崎県都城市の伝統的なレンガ技術とバイオマス発電由来の素材を活用したこのストーンは、水を適度に吸収して緩やかに蒸発させる特性を持つため、肌に突き刺さるような過度な熱気を抑え、きめ細やかで柔らかな蒸気を長時間持続させる。
近年のサウナトレンドにおいて、単に設定温度の高さを競う時代は終わりを告げ、湿度コントロールや蒸気の質、サウナストーンの素材選びによる体験の差別化が最重要視されている。一般的な金属製ストーンや溶岩石と比較して、レンガ製ストーンは熱伝導と保湿性能のバランスに優れ、刺激に頼らないマイルドかつ深い発汗体験をもたらす。
エンタメ性の高い爆風・音楽ロウリュでありながら、蒸気の質そのものを極限まで高めるアプローチは、サウナブームの成熟期に相応しい工夫と言えるだろう。

地下水使用の深水風呂と生源泉が生み出す温冷交互浴の黄金動線
サウナ体験の質を左右する水風呂には、地下水を使用した「ある深水風呂」が計画されている。十分な水深が確保された浴槽によって全身に均一な水圧と冷却効果が行き渡り、サウナで限界まで温まった身体を一気に引き締めることが可能だ。
都市型のサウナ施設では敷地制限により浅い水風呂やチラー冷却水に依存せざるを得ないケースが多いが、地方郊外型施設において豊富な地下水と深さを確保できる点は極めて強力なアドバンテージとなる。
さらに本施設では、源泉そのままの魅力を味わえる「生源泉かけ流し湯」や「温泉炭酸泉」、適温で身体を弛緩させる「不感寝ころび湯」など多彩な温浴設備が揃う。刺激的なサウナと深水風呂で自律神経を揺さぶった後、ぬるめの不感湯や生源泉の露天風呂でじっくりと外気を感じながらリフレッシュする動線は、既存の温浴施設のポテンシャルを最大限に引き出した理想的な温冷交代浴の環境を提供する。

地域密着型再生モデル「plus」の意義とターゲット層
今回のプロジェクトは、単なる銭湯の改修にとどまらず、地域の温泉文化とインフラを存続させる「まちの温浴施設再生」としての側面を持つ。約300台の大型駐車場を完備し、箕輪城跡や箕郷梅林といった観光スポットに隣接する立地を生かすことで、地元の日常使いから休日のドライブ客まで幅広い層を受け止める。
「COCOFURO plus みさと温泉」は、静寂の中で集中したいストイックなソロサウナーから、アトラクション感覚で音楽ロウリュを楽しみたいサウナ初心者やグループ層まで、多様なサウナーのニーズを一施設で満たす設計となっている。特
に「熱さや冷たさといった極端な刺激だけでなく、蒸気の質と水風呂の深さ、そして本格温泉の効能をトータルでじっくり味わいたい本物志向のサウナー」に強く推奨したい。


ジョー
あのCOCOFUROの新店舗!サウナの熱気と音楽に包まれた後は、冷たすぎない地下水の深水風呂にドボンと沈み、最後は生源泉のぬる湯でじっくり落ちる。そんな贅沢なルーティンが目に浮かびますね。刺激と癒やしの両方を欲張りたい、大人世代のサウナーに絶対試してほしい一軒。
COCOFURO plus みさと温泉
所在地:群馬県高崎市箕郷町上芝853-1
開業予定:2026年12月上旬
主要設備:サウナ2種(静・動/SAUNA BRICK採用)、地下水深水風呂、生源泉かけ流し湯、温泉炭酸泉、超あつ湯、不感寝ころび湯、露天風呂等
駐車場:約300台(予定)
運営会社:株式会社楽久屋
公式サイト:https://misato.cocofuro.com/