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全ヴィラにサウナ完備の無人島リゾート「HINATA大島」が9月開業、畳調の和サウナと北欧ストーブ

無人島に渡って、サウナに入る。宮崎発の新リゾートが描く”密室の贅沢”

宮崎県日南市の沖合に浮かぶ無人島・大島で、9月1日にプライベートリゾート「HINATA大島」が開業する。最大の特徴は、全7棟のヴィラすべてに専用サウナが備わっている点だ。

離島という到達難度の高い立地に、サウナという「ととのえる」体験を組み合わせた構成は、観光地としての大島の再生プロジェクトであると同時に、サウナ施設としても見逃せない仕上がりになっている。

全棟サウナ付きという、リゾートとしての覚悟

ホテルや旅館における「サウナ付き客室」は近年珍しくなくなったが、その多くは一部の上位グレード客室に限定される。

今回のHINATA大島は、用意される客室タイプが「Ocean Suite Villa」「Ocean Villa」の2種のみで、いずれにもサウナが標準装備されるという構成だ。つまり「サウナ無し」という選択肢が存在しない設計であり、サウナを付加価値ではなく宿泊体験の中核に据えていることが読み取れる。

無人島という非日常の中で、観光や食事だけでなく「ととのう」時間そのものを目的地化した点に、このリゾートの編集的な強さがある。

HINATA大島

ストーブはスウェーデン製、仕上げは畳調

サウナ室には、北欧スウェーデンのサウナブランドとして知られるTYLO社製のストーブが採用されている。TYLO製ストーブは、温浴施設や上質なプライベートサウナで採用例の多い、ロウリュとの相性に定評があるブランドだ。

それを和の意匠である「畳調」の内装と組み合わせている点は、海外ブランドの本格性と日本旅館的な落ち着きを両立させようとする狙いがうかがえる。

窓の外には海と緑が広がる木製の浴槽も用意されており、サウナ後の「ととのい」を、波音とともに過ごす設計になっている。

HINATA大島

業界の文脈で見る、離島×個室サウナという掛け合わせ

近年、高級ヴィラ型の宿泊施設において個室サウナを備えるケースは増加傾向にあり、サ活の選択肢として定着しつつある。
一方で、ヘリコプターやクルーザーでしか渡航できない無人島という立地でこれを実現した例は、国内でも珍しい部類に入る。

アクセスの希少性そのものが「サウナに入るまでの体験」を演出する要素になっている点は、単なる「サウナ付き客室」とは一線を画す。

HINATA大島

「HINATA大島」はどんなサウナーにお勧めか

移動も含めて非日常を味わいたい層、特に「ととのいの過程」を一人または少人数でじっくり楽しみたいソロ・カップル向けの上級者サ活に向く構成だ。

水風呂や複数熱源を求める”スペック比較型”のサウナーよりも、静けさと景色込みで「ととのう」ことを重視する層に刺さりやすい一棟だろう。

編集部
ジョー

正直、「無人島」「ヘリコプター」と聞いた時点で身構えたが、それがまた特別な体験につながっている。また、全棟にTYLO製のストーブを入れてきたのは予想外。これは観光客向けの”映えサウナ”ではなく、ちゃんとととのえる設計だ。波音を聞きながら畳の上で汗をかく、というシチュエーションに弱い人は、たぶんこの記事を読んだ時点で予約サイトを開いている。

HINATA大島

住所:宮崎県日南市南郷町中村乙8004-1
客室数:全7棟(Ocean Suite Villa/Ocean Villa)
設備:全棟に畳調和サウナ(TYLO社製ストーブ)、オーシャンビュー木製風呂
プレオープン:8月1日~8月31日(1泊1名10万円~)
グランドオープン:9月1日(1泊1名15万円~)
公式サイト:https://lchd-hinataohshima.com

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