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創業70年の金属メーカー工場がサウナに変身!?燕市に体験型複合施設「ARS」が誕生

by furosauna

製造業が産業観光に挑む

新潟県燕市、全国有数のものづくりのまちに、異色の施設が誕生だ。金属洋食器や生活雑貨を手がける株式会社青芳が、自社工場の敷地内に体験型複合施設「ARS(Aoyoshi Renovation Studio)」をオープンする。グランドオープンは2026年3月5日。創業70年の製造業が、”人が集まる工場”への転換に挑む。

ARSが掲げるコンセプトは「産業観光」。つまり、工場そのものを観光資源にするという発想だ。施設内にはサウナ、レストラン、青芳製品を販売するストア、ワークショップスペースを完備。さらに、現在準備中のオープンファクトリーも順次公開される予定だ。滞在するだけで、ものづくりの現場を体感できる空間となっている。

オール国産材にこだわった、ARSの薪サウナ

施設の目玉は、なんといっても薪サウナだ。自社設計・施工による本格的なサウナ施設で、薪ストーブ式を採用。サウナ室の壁・床・天井には新潟県産の杉材、水風呂には国産ひのきを使用。すなわち、日本固有の木材のみで構成したオール国産材サウナだ。

薪の燃料にも、青芳らしい工夫がある。併設する木工所で発生する廃材や、地域で廃棄処分されていた木製パレットなどの廃棄木材を活用。ものづくりの現場から生まれた、循環型のサウナといえる。

外気浴スペースからは、越後平野の田園風景と弥彦山を一望。工業団地内とは思えない開放的なロケーションだ。延床面積は約290㎡。定員は最大20名。

ARS
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サウナ後のお楽しみ。レストラン「VINTAGE HALL」

サウナで整えた後は、併設レストラン「VINTAGE HALL」へ。イタリアンを中心としたメニューを提供する。敷地内で栽培した無農薬野菜を一部使用し、Farm to tableを実践している点も特徴だ。

サウナ後のイチ押しは「青芳スパイスカレー」(1,200円)。オリジナル配合のスパイスで仕上げたバターチキンに、雑穀米を合わせた一品だ。また、スイーツには「塩レモンアイス」(400円)を用意。レモンピール入りの爽やかなアイスに、ピンク岩塩をミルで好みの量だけ削りかける。サウナで失われた塩分を補給する、まさにサウナ飯に最適なメニューだ。

ARS
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買う・つくる・知るが一体化したARSでの体験

施設内のストアでは、レストランでも使用している青芳製カトラリーやアウトレット商品を購入可能。さらに、木材やレジンの端材を活用したキーホルダーづくりなど、気軽に参加できるワークショップも実施する。今後は予約制でレジンテーブルなど本格的な製作体験も予定。加えて、木工工場のオープンファクトリーも順次開始し、製造現場そのものを公開していく。

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「私たちは作ることは得意ですが、売ることや発信は得意とは言えませんでした」。そう語るのは、代表取締役社長・青柳修次氏だ。「このまま待っているだけでは、燕市の地場産業は衰退してしまいます。地域の地場産業活性化を目指し、その拠点になるような場所をつくりたいと考えました」この想いが、ARSの出発点となっている。

サウナの日(3月7日)記念トークイベント開催

グランドオープンに合わせ、3月7日(土)にはトークイベントも開催される。テーマは「サウナから始まる中小企業社長の新たなる挑戦」。青柳社長自身が登壇し、ARS木工工場の現場仕事人も語り手として参加。聞き手は産業史料文化総合研究室の齋藤優介氏が務める。

トークイベント概要

  • 日時:2026年3月7日(土)14:00〜15:30
  • 会場:VINTAGE HALL(ARS内レストラン)
  • 定員:20名
  • 申込:不要

来場特典(3月5日〜7日)

グランドオープン期間中、サウナ利用者を対象に以下の特典を用意している。

  • ARSサウナ オリジナルステッカー進呈
  • 塩レモンアイス 無料提供

ARS(Aoyoshi Renovation Studio)

所在地:新潟県燕市小池4852番地5
アクセス:三条燕ICより車で約15分/JR燕三条駅より車で約15分
駐車場:あり(33台)
サウナ利用料金:2,200円
サウナ定員:最大20名
URLhttps://ars-niigata.com/

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