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サウナで温まり、川に飛び込み、そのまま泊まる。岡崎に”ととのいを閉じない”宿泊プランが誕生

サウナで体を温め、川に飛び込み、そのまま森の中で眠る。 そういう一日を、愛知県岡崎市で過ごせるようになった。

ウッドデザインパーク岡崎が2026年4月より開始した「ととのいサウナステイ」は、サウナ体験を”宿泊で着地させる”ことを明確なコンセプトに据えた宿泊プランだ。サウナ後の余韻をホテルロビーや自宅への帰路で消費することなく、そのまま自然の中に寝かせておける。そうした欲求に、施設側がようやく正面から応えた形といえる。

川サウナとは何か。岡崎の自然が整える”水風呂”

この施設の核となるのが、乙川の天然水を使った”川サ(川サウナ)”だ。

サウナ室で十分に体を温めた後、まずドラム缶の水風呂でクールダウン。そこからさらに乙川へそのまま入水する、という2段階の冷却体験が用意されている。

ウッドデザインパーク岡崎

川を水風呂代わりに使う「川サ」は、全国の自然系サウナ施設で広がりつつある体験形式だ。

岐阜のアウトドアリゾートや長野の渓流沿いサウナなど、近年は河川や湖を外気浴・水風呂に組み込む施設が増えている。ただし多くの場合、日帰り利用が前提で「ととのった後はそのまま帰宅」というのが実態だ。

今回のプランが異なるのは、川サの後に宿泊がそのまま続く点にある。ととのいのピークを自然の中で受け止め、そのまま眠りに落ちるという体験設計は、日帰り型では構造的に実現できない。

ウッドデザインパーク岡崎
ウッドデザインパーク岡崎

「サウナ飯」と「手ぶら」で完結する、ひとつの夜

食事の設計も、サウナを中心に考えられている。

提供されるのはチキンとグリル野菜のワンプレートで、味噌ベース・ハニーマスタード・BBQソースの3種のソースが付く。ととのい後の胃に重くなりすぎない軽食スタイルを意図した構成だ。ドリンクはオロポ(オロナミンC+ポカリスエット)またはアルコール1本から選択できる。サウナーに馴染み深いオロポをプランに組み込んでいる点に、サウナ文化への理解が見える。

ウッドデザインパーク岡崎

装備面でも「手ぶら」を徹底している。 タオル・水着・ポンチョ・サウナハットのセットを無料レンタルし、さらに今治製のMOKUタオル1枚をプレゼント。ReFaのドライヤーとヘアアイロンも貸出対応しており、翌朝の支度まで手ぶら感覚で完結できる。「ととのいに行く」ための準備コストを極限まで下げ、サウナ体験そのものに集中させる設計だ。

こんなサウナーにお勧め

自然系サウナが好きで「ととのい後の帰宅がもったいない」と感じたことがある人。また、サウナ道具を持ち歩くのが面倒でアウトドアサウナを敬遠していたビギナーにも間口は広い。ソロはもちろん、平日に休みを合わせられる2人組のサウナーにも向く。

ただし川サウナという性質上、水流や自然環境への対応が求められるため、完全な初心者よりもある程度の経験があるサウナーの方が、体験の解像度が上がるだろう。

編集部
ジョー

この施設が提示しているのは「サウナ体験の時間的完結」という考え方。多くのサウナ施設は、施設内での体験品質を高めることに注力してきた。宿泊との組み合わせはその問題に対して構造的に答える試みであり、単なる付帯サービスとは位置づけが異なる。

また、平日限定・1日2組限定という供給の絞り方もいい。 にぎわいよりも静けさを選んだ判断は、サウナ後の感覚を守ることへの一貫した姿勢だと受け取れる。

ウッドデザインパーク岡崎

  • 所在地: 愛知県岡崎市鍛埜町字日面8番地4
  • プラン名: ととのいサウナステイ
  • サウナ利用時間: 18:00〜21:00
  • チェックイン: 17:00〜
  • チェックアウト: 10:00
  • 対象: 平日限定(GW・お盆期間を除く)
  • 定員: 1日2組限定
  • 特別料金期間: 〜2026年6月30日
  • 電話: 080-5810-6322
  • 公式サイト: https://wood-designpark.jp/okazaki/

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