新宿の路地裏に“深海”出現?荒木町の完全黙浴サウナ「Logout」で脳みそが強制終了した話

by furosauna

視界が深海!?ガチの海底がLogoutにあった

扉を開け、受付を済ませて浴室へ。その瞬間、俺の思考は停止した。

「これは…海の底だ…」

薄暗く静かな環境。浴室全体が、深海をイメージした薄暗い青い光に包まれている。いわゆる「お洒落な間接照明」とか、そんなレベルじゃない。本気で視覚情報を深海へと錯覚させる。

しかも、静かだ。圧倒的に静かだ。「完全黙浴」のルールが徹底されているため、話し声ひとつしない。聞こえるのは、自分の鼓動と、衣擦れの音だけ。

これ…いきなりクライマックスかよ!?まだサウナに入ってないのに、すでに日常感がゼロなんですけど!?

Logout

「Logout」漆黒のサウナ室「DEEP DIVE」で自我崩壊

シャワーで身体を清め、いきなりメインディッシュのサウナ室へ。その名は「DEEP DIVE」。名前がいちいちカッコいいなオイ!

重厚な扉を開ける。そこには……。

「…暗い」

いや、目が慣れれば見える。しかしサウナ室の隅のほうはほぼ見えない。なんなら12分計が見えない。ファーストインプレッションは「闇」だ。照明は少なく、足元のほのかな明かりだけが頼り。

Logout

恐る恐る中に入り、ベンチに座る。すると、心地よい熱気が全身を包み込んだ!

「…優しい…。ありがとう…」

思わず感謝の言葉が飛び出る。温度計(見えないけど)は90〜100℃を指しているはずだ。しかし居心地がいいのだ。熱いのに優しい。息苦しくないので長時間じっくりと過ごすことができる。そして、この暗闇がなにより心地いい。

そして、耳を澄ませば聞こえてくるのは…微かなアンビエント。テレビ?ないない!BGMのJ-POP?いらんいらん!ここにあるのは、熱と、闇と、微かな音楽だけだ。

目を閉じる。いや、開けていても閉じていても変わらないくらいの半眼がちょうどいい。煩悩が消え悟りを開く手前のような涅槃を感じる。視覚情報が少ない分、聴覚と触覚が研ぎ澄まされていくのがわかる。

汗が滝のように流れ落ちる。それと同時に、頭の中に詰まっていた「ゴミ」みたいな思考も流れ出ていく。

「明日の会議どうしよう……」(知るか!)
「あのメール返信したっけ……」(どうでもいい!)

思考、停止。ただひたすらに、熱と音楽に身を委ねる時間。これが「深く潜る」ってことか…!最高かよ!

Logout

青い光に導かれ、俺は水になる

限界まで蒸され、もはや自分が個体なのか気体なのか分からなくなってきたところで、サウナ室を出る。次なるステージは、水風呂だ。

目の前に現れたのは、妖しく、美しく輝く青い水面。マジで海やん!

水温は15〜17℃。サウナ好きなら分かるだろう。この「冷たすぎず、ぬるくない」絶妙な温度設定の素晴らしさが!掛け湯をして、一気にドボン!!

「うっひょおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」(※心の叫びです。黙浴です)

冷たいッ!今日のセッティングは冷たいッ!でも…気持ちいいッ!青い光の中で水に浸かっていると、身体の輪郭が溶けていく錯覚に陥る。自分が水なのか、水が自分なのか。エヴァンゲリオンのLCL溶液ってこんな感じか?とにかく、気持ちよすぎて変な笑いが出そうになるのを必死で堪える。

Logout

洞窟で迎える「完全なるログアウト(Logout)」

フラフラになりながら水風呂を出て、最後に向かうのは「ととのいスペース」。そこは、まさに洞窟だった。薄暗い空間に、青い光が差し込む。BGMは、水中にいるような環境音。デッキチェアにドカッと座る。

…来た!来やがった。ドクン、ドクン、ドクン、ドクン……。

全身の血管が脈打ち、血液が猛スピードで駆け巡る!視界がグワングワンと回り、天井の青い光がオーロラのように揺らめく!

Logout

意識が遠のく。重力が消える。ここが新宿?いや、ここは深海だ!新宿海だ!私は今、深海の底で見たこともないような生物になっているんだ…!

完全にキマった。仕事のストレス?将来の不安?そんなの、地上の些細な出来事ですよ。今の私には関係ないですね。はい。

ここで宣言させてくれ。私は今、社会からログアウトしました!(強制終了かもしれない…)

合わせて読みたい

フロサウナは、いま注目のフロ、サウナ、スパなどの情報を求めさまよう「温浴開拓者」たちの「温浴メディア」です。