
下町情緒とサウナ文化が融合した新しい宿泊体験
ロッテシティホテル錦糸町が、墨田区の人気銭湯「黄金湯」とコラボレーションした宿泊プランを発売した。狙いは、地域に根付く銭湯文化とホテルステイを組み合わせたウェルネス体験の提供だ。
今回の注目は、1932年創業の老舗銭湯「黄金湯」の入浴券が付いてくる点である。実は、この施設には麦飯石サウナも完備されている。さらに、超軟水の水風呂も用意され、本格的な「ととのう」体験が可能だ。
サウナ愛好家も納得の設備と立地
黄金湯は2020年にリニューアルを実施。その際、伝統的な銭湯文化を継承しつつ、番台にビアバーを併設した。このユニークな試みが話題を呼んでいる。
ホテルからは徒歩圏内という好立地。そのため、夕暮れ時や夜、翌朝など、好きなタイミングでサウナを楽しめる。下町の路地を歩きながら向かう道中も、旅の醍醐味のひとつだ。



黄金湯のクラフトビールで湯上がりをさらに充実
プランには「BATHE YOTSUME BREWERY」のクラフトビールも含まれる。これは黄金湯オーナーが立ち上げた自家醸造所の製品だ。「お風呂上がりに楽しんでもらえるビールを」という想いから生まれた。
客室の冷蔵庫に1本用意され、サウナ後の一杯として最適である。また、入浴後にはホテルフロントでロッテのアイスとも交換でき、湯上がりの楽しみが二重に用意されているわけだ。

ウェルネスをテーマにした15周年記念企画
このプラン誕生の背景には、ホテルの開業15周年がある。「Your Wellness, Your Stay」をコンセプトに掲げ、”整う時間”を提供する取り組みを強化中だ。
翌朝は4階レストラン「シャルロッテ」の朝食ビュッフェが待っている。健康美を意識したメニュー構成で、サウナ後の体にやさしい。テラス席からはすみだの街並みを眺められ、充実した朝を迎えられる。
下町の銭湯サウナ文化を体験しながら、ホテルの快適さも享受できる。このプランは、新しいウェルネスツーリズムの形を提案している。


下町銭湯でととのう旅~墨田区の人気銭湯「黄金湯」入浴券&クラフトビール付きプラン~(朝食付き)
販売開始日:2025年12月25日(木)
宿泊対象期間:2025年12月25日(木)~2026年3月31日(火)
プラン内容
- 黄金湯入浴チケット1回分/人(バスタオル・フェイスタオルレンタル込)
- アイス引換券1個分/人
- BATHE YOTSUME BREWERYクラフトビール1本/人
※サウナ利用料は入浴チケットに含まれない
※入浴チケット有効期限はチェックイン日から3か月後まで
※黄金湯定休日:第二・第四月曜日(祝日の場合営業)
黄金湯
所在地:東京都墨田区太平4丁目14−6
公式サイト:https://koganeyu.com/