GOTENリゾートが佐賀県で3軒目となる宿「枯淡 嬉野」を2025年秋に開業することが発表された。この新施設は、百年の歴史を持つ老舗旅館「大正屋」が所有していた「湯宿 清流」の運営を引き継ぎ、新たな息吹を吹き込む形で生まれ変わるものだ。
「枯淡」というコンセプトに込められた想い
「枯淡」という言葉には、表面的な華やかさだけでなく、内面的な端正さや静けさを重視するという意味が込められている。それは単なる飾り気のなさや素朴さを表すのではなく、奥深い思想や感情を質素な言葉や描写で表現し、含蓄のある深遠な境地を創造すること。また、不完全なものの中に自然体で生きる姿勢の中に、真の価値や美を見出すという想いが込められている。
嬉野の街中に位置する「枯淡 嬉野」は、日常を忘れ、どこか懐かしい和の趣と現代の快適さが織りなす静寂に包まれた空間を提供する。現在の「湯宿 清流」の全25室を18室へとリニューアルし、美肌の湯に身を委ね心静かに自分自身と向き合える、これまでの旅とは一線を画す心に残る体験を約束している。
大浴場とサウナで極上のリラックス体験を
「枯淡 嬉野」の魅力の一つに、大浴場とサウナがある。嬉野温泉は美肌の湯として知られており、この天然の恵みを最大限に活かした施設となっている。大浴場ではゆったりと温泉に浸かりながら、サウナでは心身をリフレッシュすることができる。日々の疲れを癒し、静かな環境の中で自分を見つめ直す贅沢な時間を過ごすことができるだろう。
客室は広々とした空間で贅沢なひとときを
最大145平米を超える広々としたスイートルームに加え、贅沢な半露天風呂付き客室を8室用意している。これらはいずれも70平米以上のゆとりある空間で、至福のひとときを過ごすことができる。また、既存の魅力を活かした約35平米の客室も10室用意され、GOTENリゾートの魅力をより多くの人に体験してもらえるよう配慮されている。
地域活性化への貢献と新たな雇用創出
「枯淡 嬉野」の誕生により、これまで嬉野を訪れたことのなかった観光客にも足を運んでもらい、嬉野の街全体を盛り上げていくことを目指している。また、新たな施設は地域に新たな雇用を生み出し、嬉野で働く人を増やし、街全体を活性化させる大きなチャンスとなる。GOTENリゾートは「人の喜びを自分の喜びとする人」の集まりであり、共に成長し、地域を盛り上げる仲間を求めている。
「枯淡 嬉野」の開業により、GOTENリゾートは佐賀県内で3軒目となる宿を展開することとなる。サウナと大浴場を備えた静寂の大人リトリートとして、多くの旅行者の注目を集めることだろう。
枯淡 嬉野
所在地：〒843-0301 佐賀県嬉野市嬉野町大字下宿乙 2314
客室数：全18室
施設：大浴場、サウナ
開業時期：2025年秋
公式サイト：https://goten-resort.jp/kotan-ureshino/
