
埼玉県入間郡越生町にある複合型リゾート施設「BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE(オーパークおごせ)」の人気宿泊施設「サウナスイートキャビン」が開業5周年を記念し、サウナ室の大幅なアップデートを実施した。フィンランドの伝統とモダンなテクノロジーを融合させた新たな試みにより、よりプレミアムなサウナ体験を提供する。
フィンランド最古のテキスタイルブランドとコラボした唯一の宿泊施設
「サウナスイートキャビン」は2020年に誕生したフィンランドサウナ付きの一棟貸し宿泊施設。特筆すべきは、日本で唯一の宿泊施設としてフィンランド最古のテキスタイルブランド「Finlayson(フィンレイソン)」とコラボレーションしている点だ。開業にあたっては、サウナの本場フィンランドで実際にサウナを体験し、現地のサウナあがりの過ごし方を忠実に再現できるよう設計されている。
オープンから5年間で多くの利用客を集め、サウナシュラン2020でも入賞を果たすなど、サウナファンからの高い評価を獲得してきた実績を持つ。


5周年記念アップデートの詳細
今回の5周年を記念したリニューアルでは、サウナ体験をさらに充実させるための新たなアイテムが導入された。
「エレファンティ」モチーフの木製ウォールパネル
フィンレイソンの代表的なデザインである「エレファンティ」モチーフをヒノキ材でサウナ室内の壁に装飾。セルフロウリュサウナを楽しみながら、フィンランドを代表するデザインを身近に感じることができる。木材の温かみとエレファンティの遊び心あるデザインが融合し、独特の空間を創り出している。


サウナ室内プロジェクター設置
サウナ室内の壁面に映像を投影できるプロジェクターを新たに設置。サウナに入りながら好みの音楽や動画を楽しむことが可能となり、視覚と聴覚からもサウナ体験を深めることができる。リラックス効果の高い映像を流しながらのサウナ浴は、新たなサウナの愉しみ方を提案している。

キューゲルの導入
キューゲルとはアロマ水を凍らせたボール状の氷のことで、サウナストーンの上に置くと徐々に溶け、蒸気と香りが広がるアイテムである。今回特に、地元の特産品である柚子のアロマオイルを配合した「柚子キューゲル」を各部屋に設置。通常のセルフロウリュとは異なる蒸気と香りの広がり方を体験できる。

フィンランド伝統の泥パックも提供開始
エストニア産のピート(泥炭)を使ったフェイスパックや全身パックのサービスも開始。エストニアやフィンランドでは古くから伝統的な美容法として愛用されてきたもので、プライベートサウナだからこそ周囲の目を気にせずゆっくりと利用することができる。

運営する株式会社温泉道場は2011年3月に創業。埼玉県を中心に「おふろcafe(R)」ブランドをはじめとする温浴施設やリゾート施設の運営・コンサルティング、地域事業投資再生支援を行っている。「おふろから文化を発信する/地域を沸かす」を企業理念に掲げ、業界での新たな価値創造、地域活性化への貢献、人材育成に注力している。
サウナブームが続く中、本格的なフィンランドサウナを一棟貸しで楽しめる稀少な施設として、今後もサウナ愛好家たちの注目を集めていくことだろう。
BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE
「ビオトープ」をコンセプトに自然とのふれあいを楽しむグランピングリゾートとして展開する「BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE」は、最大5名様まで宿泊可能な「グランピングキャビン」や、今回リニューアルされた「サウナスイートキャビン」など、多彩な宿泊施設を提供している。
所在地:埼玉県入間郡越生町上野3083-1
連絡先:049-292-7889
公式サイト:https://opark.jp/