
東京都西多摩郡檜原村に、新たな会員制アウトドア施設「HINOKO SHELTER」が2025年3月1日に誕生した。本施設は、暖炉、焚き火、そしてサウナという「3つの火」をテーマにした特別な空間であり、大自然の中でリラックスできる贅沢な環境が整っている。
大自然と一体化する「HINOKO SHELTER」の魅力
「HINOKO SHELTER」は、2023年12月に営業を終了した「HINOKO TOKYO」をリニューアルしたもので、都心からわずか1時間半の距離にありながら、太古の岩壁と清流・秋川が織りなす雄大な自然の中に位置している。ここでは、都会の喧騒を離れ、自然と一体になれる滞在が可能だ。
施設の設計にもこだわりが詰まっている。建物の壁は檜原村の土を混ぜた左官仕上げとなっており、サウナ室には敷地内で伐採された杉を使用。屋根は、施設の会員や仲間たちが共同で作り上げた草屋根となっており、地域の植生を取り入れたデザインが特徴だ。自然環境への配慮を第一に考えた施設作りが行われている。


サウナで極上のリラックス体験
「HINOKO SHELTER」の大きな魅力の一つが、各サイトに設置されたサウナだ。IWASUNAサイトとKITONEサイトの2つの宿泊エリアには、プライベートで楽しめるサウナが完備されており、貸切で利用できる。サウナでじっくりと体を温めた後は、目の前に広がる秋川の清流でクールダウンが可能。これこそが、自然と共存するアウトドアサウナの醍醐味といえる。
また、薪を使ったストーブを採用したことで、サウナの熱とともに木の香りを楽しめるのも特徴だ。木の温もりに包まれながら、じっくりと汗をかき、川のせせらぎをBGMに外気浴を楽しむ時間は、他では味わえない贅沢なひとときとなる。


「HINOKO SHELTER」は会員制。特別な体験を求める人へ
「HINOKO SHELTER」は、会員制の施設として運営されており、利用にはメンバーシップ登録が必要だ。これにより、限られた人だけが楽しめるプライベートな空間を提供し、特別なアウトドア体験を実現する。
また、新規会員募集に伴い、2025年3月17日と20日に「SHELTER&サウナ体験イベント」が開催される。このイベントでは、施設の案内や実際のサウナ体験、利用方法の説明が行われる。興味のある人は、公式サイトから詳細を確認し、申し込みをすることができる。


環境への配慮と持続可能な施設運営
「HINOKO SHELTER」は、環境負荷を抑えることを大切にしている。シンプルな小屋の設計により、修復しながら長く使用できる仕組みを採用しており、施設作りにも地元の素材を活用することで、自然との共生を目指している。
屋根の草屋根作りには会員やスタッフが参加し、自らの手を加えることで、より愛着を持てる空間となっている。こうした取り組みは、アウトドアを楽しむだけでなく、持続可能な環境づくりにも寄与するものとなっている。


「HINOKO SHELTER」は、都会の喧騒を離れ、サウナと焚き火、暖炉という「3つの火」を囲みながら、大自然の中でリラックスできる特別な場所だ。プライベートな空間でじっくりとサウナを楽しみ、川の流れを感じながら心身を整える体験は、日常では味わえない貴重なひとときとなる。
また、持続可能な施設作りや会員制というスタイルを取り入れることで、特別なコミュニティの中で深いアウトドア体験ができるのも大きな魅力だ。
これから本格的なアウトドアシーズンを迎えるにあたり、「HINOKO SHELTER」での極上のリトリート体験をぜひ楽しんでみてはいかがだろうか。
HINOKO SHELTER
所在地: 東京都西多摩郡檜原村5647
営業時間: 宿泊チェックイン 13:00~ / チェックアウト翌日10:00
日帰り利用 13:00~21:00
利用料金: 平日 宿泊 45,000円 / 日帰り 35,000円
土日祝 宿泊 60,000円 / 日帰り 50,000円
※ハイシーズンは20%アップ
定員: 8名(Shelter棟就寝可能人数3名、テントスペースあり)