近年のサウナブームの立役者であり、「サ道」原作者にして日本唯一の「サウナ大使」として知られるタナカカツキ氏が手掛ける新連載『マンガ サ旅』が、Webマンガサイト「SHURO」にて2024年12月4日からスタートした。今回のシリーズはリトアニアとラトビアを舞台に、これまでとは一味違ったサウナの魅力を描き出す。
サウナ文化の深淵を探る『マンガ サ旅』
『マンガ サ旅』は、サウナを愛する主人公たちが世界各地のサウナを巡る旅を描いたシリーズ。前作では、フィンランドやスウェーデン、ドイツといったサウナ先進国の施設を紹介し、多くの読者に感動を与えた。本作ではリトアニアとラトビアにスポットライトを当て、これらの国々のサウナ文化や独自の伝統を深く掘り下げる。
リトアニアやラトビアでは、サウナを「サウナ」と呼ばず、別の呼称があることや、現地でしか体験できない儀式が存在する。さらに、映画『ミッドサマー』を彷彿とさせる夏至祭の様子も描かれる予定だ。これまで日本ではあまり知られていなかった、東欧独特のサウナ文化を漫画で楽しめる点が新シリーズの魅力である。
臨場感あふれるサウナ体験
タナカカツキ氏の描くサウナは、読者がまるで現地を訪れているかのようなリアルさが魅力だ。湿度や温度、木の香り、蒸気が立ち込める空気感まで、五感で感じられるような描写が人気を博している。特にリトアニアやラトビアの秘境サウナや、地元の人々との交流が描かれる場面は、多くのサウナ愛好家に新たな旅のアイデアを提供してくれるだろう。
タナカカツキと『サ道』の影響
タナカカツキ氏は、サウナをテーマにした漫画『サ道』でサウナブームを日本に巻き起こした功労者だ。『サ道』はテレビドラマ化もされ、日本全国のサウナファンの間で一大ムーブメントを生み出した。今回の『マンガ サ旅』も、サウナという文化をさらに深く掘り下げ、新たなファン層を開拓する作品となるだろう。
タナカカツキ氏のサウナ愛が詰まった新作に注目
サウナの魅力を世界規模で紹介する『マンガ サ旅』は、タナカカツキ氏ならではの視点で描かれ、サウナ文化の新たな側面を発見できる内容だ。国内外のサウナ巡りを検討している人や、サウナについてもっと知りたい人にとって、必読の作品となるだろう。
詳細はWebマンガサイト「SHURO」でチェックし、次回の配信を楽しみに待ってほしい。この連載が、サウナ愛好者にとっての新たなバイブルとなることは間違いない。
『マンガ サ旅』のリトアニア・ラトビア編は、2024年12月4日から隔週水曜日に配信される。掲載媒体はWebマンガサイト「SHURO」であり、無料で閲覧可能だ。サウナファンのみならず、旅好きや新たな文化に触れたい人にもおすすめの作品である。