
2025年の大阪・関西万博にて、新たな未来型サウナ「太陽のつぼみ」が誕生する。このプロジェクトは、大阪湾に面した会場西端のグリーンワールドにて展開される。万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」を具現化した「太陽のつぼみ」は、サウナを通じて、人と人、そして人と地球が共鳴する新しい体験を提供する。サウナは万博会場の西端にある「グリーンワールド」に設けられ、会期中に1日5回、90分の入れ替え制で運用され、会期を通して1万5000人の利用を見込む。会場での「サウナ」は万博史上初だ。
自然の力を活かした革新的サウナ空間
「太陽のつぼみ」は、未来を象徴するデザインが特徴だ。花びらのような空気膜クッションが集まる形状で、太陽のエネルギーを受けて生命力に満ちた空間を形成する。太陽光を透過するETFEフィルムを用いた膜材で包まれ、訪れる人々は自然のエネルギーを全身で感じながらサウナを楽しむことができる。
持続可能なデザインと再利用性
「太陽のつぼみ」は、サウナ体験を提供するだけでなく、持続可能な社会を意識した設計が施されている。躯体は最小限のアルミフレームとETFEフィルム、空気だけで構成され、軽量で持ち運びや再利用がしやすい特徴を持つ。万博終了後には、新たな場所での再利用が可能で、持続可能な未来を見据えた設計が魅力だ。
自然と共鳴する新しいサウナ体験
「太陽のつぼみ」は、自然と共鳴しながらリラックスできる未来型サウナ。サウナ室内は太陽光や自然の風、海の音を全身で感じることができ、来場者は日常から離れた非日常のひとときを楽しめる。このサウナは、人々に地球のエネルギーを再認識させ、自然との共存を促す新しいリラクゼーション体験を提供するだろう。
2025年大阪・関西万博での展開
2025年4月13日から10月13日まで、大阪・関西万博内のグリーンワールドで「太陽のつぼみ」が展開される。来場者は約1万5000人を見込み、管理棟やリラックスラウンジ棟などの設備も充実している。サウナ文化と持続可能な社会の融合を体験できる「太陽のつぼみ」は、万博の注目スポットの一つとなるだろう。
今回のプロジェクトは、サウナファンや万博来場者にとって、斬新で未来的なサウナ体験を楽しみながら、持続可能な社会を考えるための絶好の機会。持続可能なサウナの象徴となるだろう。