2024年9月12日、宮城県仙台市にある温浴施設「ゆ~とぴあ仙台南」がリニューアルオープンし、北欧産のバレルサウナを5台導入された。この導入は、東北エリアでは初となり、サウナ愛好者にとって新しい体験の場を提供することとなる。今回のリニューアルにより、屋外スペースでのプライベートなサウナ体験が可能になり、グループや一人での利用に対応した多様な楽しみ方ができるようになった。
バレルサウナとは?—木のぬくもりと香りに包まれる特別な空間
バレルサウナは、その名の通り、樽の形をしたサウナで、北欧で広く親しまれている伝統的なサウナスタイルだ。「ゆ~とぴあ仙台南」に導入されたバレルサウナは、1.2mと3mの2種類で、計5台が設置されている。これにより、ひとりでゆったりと利用する小型のものから、家族や友人と楽しめる大型のサウナまで、シーンに応じた利用が可能だ。
サウナ内は、北欧産のA級木材が使用されており、木のぬくもりと香りを存分に感じることができる。また、スタンディングモデルの電気ストーブが設置され、最高110度まで温度を上げることができるため、しっかりとした蒸気を感じることができるロウリュも楽しめる。バレルサウナの円形の天井が、熱を均一に行き渡らせ、快適なサウナ体験を提供する。
プライベートサウナで贅沢な時間を過ごす
「ゆ~とぴあ仙台南」のバレルサウナは、完全に貸切で利用できるのが特徴だ。5台それぞれが区切られたスペースに配置され、衝立や植栽によってプライバシーが保たれている。このため、他の利用者を気にすることなく、リラックスした時間を過ごすことができる。
また、サウナの目の前には水風呂と「ととのいスペース」が設置され、サウナの後にスムーズにクールダウンできる。サウナと水風呂、そしてリラックススペースが一体となって設計され、理想的な動線が確保されている。
サウナブームのさらなる進化—「サウナと共にある暮らし」の実現
今回のバレルサウナ導入は、サウナが単なるブームではなく、日本のライフスタイルに根付き始めていることを示している。特に、貸切のプライベートサウナという形でサウナ体験を提供することは、サウナーにとって新たな価値をもたらすと同時に、温浴施設としての付加価値を高めるものだ。
totonoüの代表である齋藤アレックス剛太氏は、「サウナは単なるリラクゼーションではなく、日々の生活に根ざした文化として定着しつつある」と語り、今回の取り組みが、サウナ文化のさらなる発展に寄与することを期待している。
「ゆ~とぴあ仙台南」とは
「ゆ~とぴあ仙台南」は、多彩な湯船や屋内の大型サウナ、お食事処、無料の休憩スペースなどを備えた総合温浴施設で、リニューアルによってサウナ施設も大幅に充実した。バレルサウナ以外にも、多くの魅力的なサービスが揃っており、心身ともにリラックスできる場所として仙台市内外からの来客を迎えている。
バレルサウナの利用は事前予約が必要で、公式サイトから簡単に予約できる。サウナ愛好者はもちろん、初心者でも気軽に楽しめる施設として、これからも注目を集めることだろう。
「ゆ~とぴあ仙台南」に導入された北欧産バレルサウナは、仙台初のプライベートサウナ体験を提供し、サウナ愛好者にとって特別な場所となっている。完全貸切で楽しめる贅沢なサウナ体験は、日常の喧騒を忘れ、リラックスした時間を過ごすための理想的な選択肢だ。今後も、サウナ文化のさらなる発展に貢献し、サウナと共にある暮らしを実現するための取り組みが進むことが期待される。
ゆ~とぴあ仙台南
宮城県仙台市太白区西多賀5丁目24−1