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今夜放送『マツコの知らない世界』出演者が語る!「サウナとプロレス」の意外な親和性 -The37KAMIINA/サウナカミーナ 勝俣瞬馬選手インタビュー-

by furosauna
写真:尾藤能暢(DDT提供)

1月23日(火)夜8時57分から放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)では、「サウナ旅の世界」をテーマにマツコとゲストがトークを展開。ここで登場するのが、プロレス団体「DDTプロレスリング(以下、DDT)」に所属する4人組ユニット「The37KAMIINA(サウナカミーナ)」だ。

その名の通りサウナをこよなく愛する彼らだが、なんと4人中3人が熱波師検定を取得しているというから、その看板に偽りはない。一昨年放送の『マツコの知らない世界』で初出演を果たした際には、卓越したサウナプレゼンテーションが大きな反響を呼び、あのマツコ・デラックスをも唸らせた実力者たちだ。

今回はThe37KAMIINAのリーダーにして、水風呂担当。サウナに惚れ込み、熱波師検定取得だけにとどまらず、なんとサウナ施設の総支配人にまでなってしまったという勝俣瞬馬選手にインタビューを敢行。

サウナとのなれそめや、総支配人を務める千葉県・館山にあるサウナ施設「Sea Sauna Shack」の魅力、さらにはプロレスとサウナの親和性について話を聞いた。


サウナが好きすぎて施設の総支配人になったプロレスラー


――勝俣選手は2022年6月に『マツコの知らない世界』に出演し、見事なサウナプレゼンテーションを展開していました。今回2度目の出演となりますが、収録はいかがでしたか?

正直、ヘトヘトでした。前回好評だった分プレッシャーもありましたし、マツコさんからもたくさんツッコミを受けまして……終わったら灰になってましたね。もう真っ白で記憶がないです(笑)

――前回の放送時は、TVerでもっとも再生数の多かったサウナ特集番組に送られる「TVerサウナアワード」の大賞を受賞しました。

すごく評判もよくて、嬉しかったです。プロレスの会場でも「『マツコの知らない世界』を見て来ました」と言ってもらうこともあったので、テレビが持つ影響力の大きさを実感しました。

今回はメンバーそれぞれがサウナを紹介するロケにも行かせてもらったので、より充実した内容になっているはず。前回以上にマツコさんにもたくさんイジってもらいました(笑)。サウナ好きの方には、ぜひ見てほしいです。

――The37KAMIINAはサウナ好きのプロレスラーで構成されていますが、勝俣選手に至っては好きが高じて、サウナ施設の総支配人にまでなったんですよね?

最初は仲間に連れられて熊本の「湯らっくす」に行ったことがきっかけでした。「サウナ→水風呂→外気浴」という基本の入り方を教えてもらったことで、すっかり気持ち良さに目覚めてしまった。サウナがこんなにいいものだとは思っていなかったので、大きな衝撃を受けましたね。「なんだこれは!?」って。大袈裟ではなく、プロレスに出会ったときと同じくらいの衝撃だったんです。初めて受けたアウフグースも最高で、すぐに熱波師になろうと決めました。

――熱波師検定を取るまでは分かるのですが、そんなにすぐにサウナ施設の総支配人になっちゃう人はなかなかいませんよ。

そうですかね(笑)。「Sea Sauna Shack」の今のオーナーも、最初は「サウナなんて昔からあるだろ」と懐疑的だったんです。でも一緒に長野の「The Sauna」に行って、サウナの入り方を伝授して、一緒にととのって。そしたら「こういう施設が海の近くにあったら最高なんじゃないか」と話が盛り上がって…あれよあれよという間に「館山に物件を買ったから一緒にサウナを作ろう!」って。

――すごいスピード感で「Sea Sauna Shack」が作られたんですね。

僕はもともと、好きなことを仕事にしたいという気持ちが強いタイプで。プロレスも好きだから仕事になったし、サウナも好きだから仕事にしてもいいんじゃないかと思ったんです。ちょうど当時はコロナ禍で、プロレス業界が将来どうなっていくんだろうという不安もあって、自分が戦える場所を増やしたいという考えもありました。


昼と夜で違う顔を見せる「Sea Sauna Shack」の魅力


千葉県南房総の館山にある「Sea Sauna Shack」。海が一望できる絶景サウナだ。

――2021年にオープンした「Sea Sauna Shack」ですが、同年にはさっそく​​「SAUNACHELIN 2021」の8位にランクインしました。

「SAUNACHELIN」は本当に嬉しかった。「好きなものを詰め込もう」「僕たちが本当に入りたいサウナを作ろう」と話し合って作ったのが「Sea Sauna Shack」です。「せっかく東京から2時間かけて来るなら非日常を味わいたいよね」「じゃあストーブは電気ストーブじゃなくて薪ストーブでしょ」という感じで夢を膨らませて、それを実際に叶えるにはどうしたらいいか考えぬきました。 ちなみに、うちにある薪ストーブは世界にひとつだけのストーブなんですよ。

ストーブにもこだわったサウナ室。

――なるほど。「自分たちが本当に入りたいサウナ」がテーマになっているんですね。

アメニティもお気に入りのジョンマスターオーガニックで揃えて、タオルも少し高価だけどふかふかのものがいいと思って選びました。サウナだけではなく、細かいところまでこだわりましたね。

――オープンしてから今年で3年目を迎えますが、今もなかなか予約が取れないと評判です。

ありがたいことにメディアで取り上げてもらうことも増えていているので、そのおかげもあるかもしれませんね。

予約制ということもあり、一度来た方が帰り際にその場で次の予約を取ってくださることも多くて、リピーターの方もどんどん増えています。

――一度味わうとクセになってしまう「Sea Sauna Shack」の魅力とは?

9時、12時、15時、18時という時間で予約枠を設けているのですが、時間によって体感できる心地よさが違うんです。陽が高いうちは真っ青な海を一望できますし、夕暮れの景色も最高です。夜は波の音を聞きながら星空を仰ぐことができるし、季節によっても感じ方がぜんぜん違う。昼に来た方は夜も、夜に来た方は昼も…という感じで、何度も体感したくなるし、何度入っても感動できるサウナになっていると思います。

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