
2020年から休業していた島根・松江の温泉施設が、温泉道場プロデュースのもとで復活。地域産の来待石を壁に使ったオリジナルサウナとHARVIA製露天サウナの2種が、4月15日のグランドオープンに揃う

「来待石(きまちいし)」という地域固有の石材をサウナ室の壁に使うというアイデア、温泉道場らしい「その土地でしかできないサウナ」の作り方が全開だ。廃業した施設を地域のブランドで再生するというストーリーと、HARVIAの露天サウナという本格設備が同居するのが「温泉道場がやると」という感じで好きだ。
株式会社温泉道場(埼玉県比企郡ときがわ町、代表取締役:山崎寿樹)がプロデュースする「きまち温泉 大森の湯」が、2026年4月15日(水)にグランドオープンする。島根県松江市で2001年にオープンし、老朽化により2020年から営業を停止していた「きまち湯治村 大森の湯」を、さんびるホールディングス株式会社(島根県松江市)が公募型プロポーザルを経て譲受し、温泉道場の監修のもとリニューアルした施設だ。
来待石の壁サウナ「MURO」×HARVIA「Legend」の露天サウナ「KURA」
今回の施設で最も注目すべきは2種類のサウナだ。
「サウナ室 -MURO-」は、松江市宍道町の来待(きまち)地域で産出される「来待石」を壁面にあしらった大森の湯オリジナルのサウナ。来待石は島根の伝統的な石材で、地域のアイデンティティをサウナ室の内装に取り込んだ設計になっている。暑すぎず心地よい温かさが特徴で、セルフロウリュにも対応している。
「サウナ蔵 -KURA-」は露天エリアに設置。フィンランドのHARVIA社製サウナ「Legend」を導入しており、力強い熱気が身体を芯から温める本格仕様だ。こちらもセルフロウリュに対応している。



3000冊の漫画×リクライニングソファ×発酵いろり茶屋が揃う「きまち温泉 大森の湯」館内
サウナ以外の館内コンテンツも丁寧に設計されている。浴室を出てすぐの「湯上がり処 湯涼」にはリクライニングソファが置かれ、身体を横にして休める空間だ。隣接する「くつろぎ処 書蔵」には3,000冊の漫画・雑誌と無料マッサージ器2台が完備されており、サウナ後のだらだら時間を存分に過ごせる設計になっている。
食事処「いろり茶屋」は、古民家を思わせる梁の高い天井と存在感のある囲炉裏が印象的な空間だ。リニューアルに際してメニューを刷新し、「発酵」をテーマにした心と身体を整える料理を提供する。食事のみでの利用も可能で、温浴施設利用者でなくても立ち寄れる。





6年の休業を経て地域の温泉が蘇る
大森の湯がある松江市宍道町上来待は、来待石の産地として知られる地域だ。2001年に松江市が開業した温浴施設が老朽化により2020年に営業を停止し、6年近く休眠状態にあった。さんびるホールディングスが公募型プロポーザルを経て施設を引き受け、温泉道場の監修・プロデュースのもとでリニューアルが実現した。「おふろcafe」ブランドで知られる温泉道場が、地域の歴史ある施設に新たな命を吹き込む事例となっている。
グランドオープン当日の4月15日は10:45にオープンセレモニー(テープカット)を実施予定で、見学は誰でも可能だ。


「来待石というその地域にしかない石材をサウナの壁に使う」という発想、これが温泉道場が全国で施設を手がける際に毎回やろうとしていることの最も純粋な形だと思う。880円でこれが体験できる島根の人、羨ましすぎるやろ!
きまち温泉 大森の湯
- グランドオープン:2026年4月15日(水)11:00
- 住所:島根県松江市宍道町上来待264番地4
- 営業時間:10:00〜21:00(最終入館20:30)
- 入館料:大人 平日880円・土日祝980円 / 子ども 平日350円・土日祝400円
- サウナ①「MURO」:来待石壁のオリジナルサウナ・セルフロウリュ対応
- サウナ②「KURA」:HARVIA社「Legend」使用の露天サウナ・セルフロウリュ対応
- 湯上がり処「湯涼」:リクライニングソファ完備
- くつろぎ処「書蔵」:3,000冊の漫画・雑誌・無料マッサージ器2台
- 食事処「いろり茶屋」:発酵テーマの食事・11:00〜21:00(食事のみ利用可)
- プロデュース:株式会社温泉道場
- 運営:株式会社大森の湯(さんびるホールディングス傘下)
- 公式サイト:https://oomorinoyu.com/