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女性サウナエリアが専用フィンランド化へ!「豊島園・庭の湯」サウナー50人の声で大リニューアル

「我慢」から「心地よさ」へ——豊島園 庭の湯の女性サウナが4月1日に全面リニューアルする。

希少材「ウェスタンレッドシダー」がまるごと張り巡らされたサウナ室で、アロマも使わずに芳醇な木の香りに包まれる。星空をイメージした天井照明が静かに瞬き、北欧の夜が降りてくる。

そんな、これまでのサウナの概念を根底から覆す空間が、東京・練馬区の「豊島園 庭の湯」に誕生する。西武レクリエーション株式会社が運営する同施設は、2026年4月1日(水)、女性用サウナエリアを「The Garden of Finland」をテーマに全面リニューアルオープンする。

サウナプロデューサーには、100施設以上をプロデュースしてきた”ととのえ親方”こと松尾 大氏を起用。女性サウナー50人以上へのヒアリングをもとに緻密に設計された、まさに「働く女性のためのサウナ」がここに誕生した。

豊島園 庭の湯
いってらっしゃい!

なぜ「女性専用」サウナが必要だったのか

サウナブームが続く日本だが、実はサウナを利用しない女性の40.3%が「熱すぎる・苦しい」というネガティブなイメージを持っているというデータがある(株式会社クロス・マーケティング「サウナに関する調査(2024年)」より)。

豊島園 庭の湯は、屋外フィンランドサウナや男性サウナのリニューアル、サウナ瞑想をはじめとした様々な取り組みを通じてサウナ文化を牽引してきた施設だ。しかし、サウナ文化をさらに広げるためには、既存ファンだけでなく、女性にも居心地の良いサウナが不可欠と判断。「我慢」ではなく「心地よさ」を感じられるサウナ空間を実現すべく、本プロジェクトが始動した。

豊島園 庭の湯
庭の湯は「サウナシュラン」やニフティ温泉の「サウナランキング」にも選ばれる名店!

プロデューサーに選ばれたのは、TTNEのととのえ親方こと松尾 大氏。同氏は2024年4月の男性フィンランドサウナプロデュースに続き、今回は女性特有のニーズを徹底的に洗い出すところから着手。ライト層からコア層まで50人以上の女性サウナーへのヒアリングと諸調査を経て、サウナ中の視線の気になりやすさ、息苦しさ、香りの有無といった女性固有の課題を特定し、「女性にとって居心地の良いサウナ空間」を設計した。

豊島園 庭の湯
ととのえ親方こと松尾 大氏

“サウナの女王”ウェスタンレッドシダーが包む、息苦しさゼロのサウナ室

豊島園 庭の湯

サウナ室でまず圧倒されるのは、壁一面に贅沢に使われたウェスタンレッドシダーの存在感だ。檜に似た深みと甘さのある香りを持つこの木材は、サウナ愛好家の間で「サウナの女王」とも呼ばれる希少素材。アロマを一切使用していないにもかかわらず、室内はその天然の木の香りに豊かに満ちている。これはウェスタンレッドシダーが持つ精油成分が温熱によって自然に揮発するためで、人工的な芳香とはまったく異なる、生きた森の中にいるような深い香りだ。

ストーブはフィンランドのEOS製を採用。強制吸気機能により室内の空気量が十分に確保され、「熱くて息が苦しい」という従来のサウナへの苦手意識を徹底的に排除している。低気密性の設計とあわせて、長時間いても酸欠感を感じさせない環境を実現した。室温もあえて高くしすぎない設定で、「我慢」ではなく「心地よさ」を感じながらじっくりと汗をかくことができる。

豊島園 庭の湯

セルフロウリュも可能で、ユーザーのペースで蒸気を調整できる。さらにスタッフによる特別な演出「ウォーリュ」が加わる。これは壁のウェスタンレッドシダーにミストを直接噴射するというもので、実施された瞬間、木の香りがひときわ強く室内全体に広がる。アロマを使っていないのに、この圧倒的な芳香。ウェスタンレッドシダーという素材の底力を、まざまざと見せつけられる体験だ。

豊島園 庭の湯

天井部には星空をイメージした照明が瞬き、北欧の夜を思わせるゆったりとした雰囲気を演出。視覚・嗅覚・体感温度のすべてが「心地よさ」に向けて設計されたサウナ室は、これまでサウナを敬遠してきた女性にとっても、かつてのサウナ体験とはまったく別物の空間となっている。

また、リニューアル対象ではないものの、スチームサウナも完備している。現在の建材・設備コストで新設しようとすると相当な費用がかかるとされる本格的な設備であり、このクオリティが入館料に含まれているのは嬉しい点だ。

豊島園 庭の湯

白樺の森と湖畔——フィンランドに来たような内気浴・水風呂エリア

豊島園 庭の湯

サウナ室を出ると、そこには「白樺の森」が広がる。本物の白樺の柱と生きた植栽が随所に配置された内気浴エリアは、男性用サウナの野性的な冬のフィンランドの森とは異なり、明るく開放的な雰囲気が特徴だ。

植物の配置には、「他人の視線が気になる」という女性特有の心理的ハードルへの丁寧な配慮が随所に見られる。本物の白樺の柱と植栽が視線を自然に遮るよう設計されており、「誰かに見られているかも」という不安なく、ととのいの余韻に浸ることができる。植栽の設計・設置は、街づくりや森づくりなど空間緑化のプロフェッショナル「そら植物園」が担当。生きた森の中にいるような没入感と、自然の中で心身ともに癒される解放感を途切れさせない空間を作り上げた。

休憩エリアにも生木が豊富に使用されており、座っているだけで木の香りに包まれる。ウェスタンレッドシダーの香りはサウナ室の外にまで及び、エリア全体が一貫した「森の中」の世界観で統一されている。

水風呂は湖畔をイメージした設計で、白樺の森の先に青空と湖が広がる風景が演出されている。水温はおよそ16℃程度で、万人に受け入れられやすい絶妙な温度設定。「冷たすぎて入れない」という心配もなく、静かな湖に身を委ねるような穏やかな冷水浴体験ができる。海外のサウナ施設に来たような感覚を、東京・練馬で体感できるのはこのエリアだけだ。

さらに、サウナ室を出た後や冷水浴後に寒さを感じやすいという女性の声を取り入れ、大判のバスタオルの貸出も実施。細かな配慮の積み重ねが、長時間くつろげる滞在体験を支えている。

男性も先行体験できる。Makuakeで入館料最大50%OFF

クラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」にて先行プランの販売が始まっている。男性も本サウナを体験できるプランのほか、早期応援者には入館料が最大50%OFFになる数量限定プランも用意されている。

編集長

アロマ不使用なのに「香りが濃すぎて困る」レベルになるウォーリュ演出、これは完全にズルい発明。ウェスタンレッドシダーで壁を作ってミストかけるだけで”天然アロマサウナ”が完成するなんて、自然の素材ってやっぱり人間には勝てないんだなと思い知らされました。

バーデと天然温泉 豊島園 庭の湯

  • リニューアルオープン日:2026年4月1日(水)
  • テーマ:The Garden of Finland
  • 所在地:東京都練馬区向山3-25-1
  • アクセス:西武鉄道池袋線「豊島園」駅 徒歩2分 / 都営大江戸線「豊島園」駅 徒歩3分
  • 営業時間:10:00〜23:00(最終受付 22:00)
  • 休館日:なし(メンテナンス実施日は臨時休業)
  • 入館料(一般・2026年4月1日〜)
    • 平日 2,600円 / 土日祝日 3,300円 / 特定日 3,400円
    • ナイトスパ(18時以降):平日 1,800円 / 土日祝日 2,400円 / 特定日 2,500円
  • 利用対象:中学生以上
  • サウナプロデューサー:松尾 大氏(TTNE株式会社 / “ととのえ親方”)
  • サウナストーブ:EOS製(強制吸気機能付き)
  • 主要木材:ウェスタンレッドシダー(サウナ室・休憩エリアに使用)
  • 水風呂温度目安:約16℃
  • その他設備:スチームサウナ、セルフロウリュ、スタッフウォーリュ、大判バスタオル貸出
  • 植栽設計:そら植物園
  • URLhttps://www.seibu-leisure.co.jp/niwanoyu/index.html

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