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「サウナのまち」豊後大野に、観光でなく”日常”のためのサウナ「saunadays」2026年春オープン

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「サウナのまち」を宣言した街が、次のフェーズに踏み出そうとしている。大分県豊後大野市の三重町駅前に、2026年春、新サウナ施設「saunadays」が開業する予定だ。

豊後大野市は2021年に「サウナのまち」を宣言し、アウトドアサウナイベント「サウナ万博」を開催するなど、全国のサウナーから認知を獲得してきた自治体だ。ただそれらの取り組みは、主に「まちを訪れる人」に向けた観光的アプローチが中心だった。

今回の「saunadays」は、方向性が明確に異なる。ターゲットは観光客ではなく、このまちに暮らす人々。「毎日行きたくなるサウナ」というコンセプトを掲げ、日常のインフラとしてサウナを機能させることを目指している。

Metos製ヒーターを採用したサウナ室の設計思想

サウナ室にはフィンランド系サウナ設備メーカー・Metos社のドライサウナを導入している。

Metosはフィンランド発の業務用サウナ機器メーカーで、国内外の施設で採用実績を持つ信頼性の高いブランドだ。注目すべきはヒーターの配置で、ベンチの背面に収納する設計が採られており、利用者がヒーターに直接触れるリスクを構造的に排除している。扉もドアノブを廃してプッシュ式にするなど、細部の使い勝手に配慮が見られる。

saunadays

“日常サウナ”という言葉は近年のサウナブームの中で繰り返し語られてきたが、それを実際のビジネスモデルとして実現している施設はまだ少ない。都市部では「毎日銭湯に行く感覚でサウナへ」という文化が一部で定着しつつあるが、地方都市での展開は珍しい。

saunadaysは月額会員制と都度利用の2本立てを予定しており、法人の福利厚生契約も視野に入れている。これは単なる個人利用の促進だけでなく、企業単位でサウナを「働く人のコンディショニングツール」として位置づける発想であり、地方都市における健康経営との接点として興味深い。

水風呂・外気浴・番台Barまで揃えた”通い続ける”ための空間設計

温浴体験として必要な要素はひととおり備わっている。浴槽、水風呂、外気浴スペースを設け、サウナ→水風呂→外気浴という一連の流れを施設内で完結できる構成だ。

さらに、エントランスには「番台Bar」を設置。サウナ後のビールや地元産フルーツを使ったスムージーを楽しめるほか、サウナ利用者でない来訪者もドリンク目的で立ち寄れる設計になっている。サウナ後の「ととのい」を外に持ち出さず、その場で完結させる動線設計とも言える。

女性設備にも手が入っており、ライト付きミラー(ハリウッドミラー)、プライベートロッカー(有料)、ReFaシャワーヘッドの採用、奥行きのあるシャワーブースなど、女性が継続的に通うことを想定した仕様が揃う。

saunadays
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どんなサウナーにおすすめか

豊後大野市在住・近隣在住のサウナー、特に「週に何度もサウナに入りたいが、近くに良質な施設がない」と感じていた層に直撃する施設だ。月額会員制は頻度高く通う人ほど恩恵が大きく、サウナを日課にしたいサウナ中級者以上に適している。

また、女性設備の充実度から、女性ひとりでも通いやすい環境が整っているとも言える。観光目的でのサウナ遠征先としても、「サウナのまち」の文脈を体感しながら地域密着型の施設に入るという体験は、遠征サウナー的にも面白い選択肢になりうる。

編集部
ジョー

「サウナのまち」って、イベントで全国から人を呼ぶことだと思ってた。でもsaunadaysがやろうとしてるのは逆で、「ここに住んでる人がサウナでととのえる毎日」を作ること。番台Barで地元のフルーツスムージー飲みながら外気浴できるって、それもう豊後大野の最強の福利厚生じゃないか!

saunadays

所在地:大分県豊後大野市三重町赤嶺3028-2
アクセス:JR豊肥本線 三重町駅すぐ
開業予定:2026年春
営業時間:月〜木:14:00〜21:30、土日祝:9:30〜21:30
定休日:金曜日
料金:月額会員・都度利用を予定
駐車場:三重町駅前広場駐車場(2時間無料)
公式サイト:https://saunadays.jp

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