
熊本・南阿蘇の温泉施設「木の香湯」3月28日リニューアル 自動ロウリュサウナと露天風呂を整備
阿蘇の山々を望む静かな高原に、新しい温泉とサウナの空間が戻ってくる。
熊本県南阿蘇村の久木野温泉「木の香湯」が、2026年3月28日午前11時30分にリニューアルオープンする。施設には自動ロウリュ機能付きサウナが新たに導入され、温泉とサウナを組み合わせた温浴体験が提供される。
同施設は2016年4月の熊本地震の影響により営業を休止していた。したがって、今回の再開は約10年ぶりの営業再開となる。
熊本地震から10年、地域の温泉「木の香湯」が営業再開
木の香湯は、南阿蘇村で長年親しまれてきた日帰り温泉施設だ。
しかし、2016年4月の熊本地震により施設は被害を受け、その後営業を休止していた。そこで今回、南阿蘇村から有限会社コロンが事業を引き継ぎ、施設を全面建て替えたうえで営業を再開する形となった。
一方で、地域に愛されてきた温泉の泉質はそのまま継承されている。つまり、従来の魅力を保ちながら、新たな設備を備えた温浴施設として再出発する格好だ。

阿蘇山を望む露天風呂
施設の特徴の一つが、阿蘇の山々を望む露天風呂である。
施設は雄大な阿蘇山の景観を望めるロケーションに位置する。したがって、入浴しながら四季折々の自然景観を楽しむことができる。
また、南阿蘇は豊かな自然環境に恵まれた地域として知られている。そのため、露天風呂では高原の空気と風景を感じながら温泉を楽しめる空間となっている。
木の香湯の泉質は、ナトリウム-硫酸塩温泉(低張性・中性・高温泉)だ。長年地域で親しまれてきた温泉であり、今回のリニューアル後も同じ泉質を利用できる。
したがって、従来の利用者にとっても変わらない温泉体験を楽しめる点が特徴となる。

オートロウリュ機能付きサウナを導入
さらに、今回のリニューアルでは本格的なサウナ設備も導入された。
具体的には、オートロウリュ機能を備えたサウナを設置。ロウリュにより発生した蒸気がサウナ室内に広がり、温浴体験の質を高める設備となっている。
加えて、施設には水風呂と外気浴の環境も整備されている。したがって、サウナ、水風呂、外気浴のサイクルを自然環境の中で体験できる設計だ。
こうした構成により、温泉利用だけでなくサウナ利用者にも対応した温浴施設となる。

プレオープンと一般営業
施設は段階的に営業を開始する。まず、2026年3月7日には南阿蘇村民を対象としたプレオープンを実施。その後、2026年3月28日午前11時30分から一般営業を開始する予定だ。
なお、営業開始当日の営業時間は11時30分から22時まで。さらに、翌日以降は7時から22時までの営業を予定している。

南阿蘇のアウトドアリゾート計画
さらに、同敷地内では新たな宿泊施設の計画も進んでいる。温泉施設のオープン後には、宿泊施設「南阿蘇フィールドホテル」が2026年春に開業予定だ。これは鹿児島県いちき串木野市の「吹上浜フィールドホテル」に続く2号店となる。
こうして温泉と宿泊を組み合わせたアウトドアリゾートとして整備が進められている。

地域に開かれた温泉施設として再出発
今回の木の香湯リニューアルは、熊本地震から約10年という節目での再開となる。
露天風呂や自動ロウリュサウナを備えた施設として整備された一方、日帰り温泉として地域住民や観光客が利用できる施設として運営される予定だ。
阿蘇の自然環境の中で温泉とサウナを楽しめる施設として、今後の動向が注目される。

木の香湯
所在地:〒869-1411 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陰3636番地
グランドオープン:2026年3月28日 午前11時30分
営業時間:7:00〜22:00(予定)
料金:大人 550円、小学生 350円、未就学児 無料(予定)
公式サイト:https://konokayu.jp/