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日本初!ほぼ全室サウナ付き賃貸マンションが東京・北区に登場!21戸中20戸に設置

by furosauna

近年のサウナブームを背景に、自宅でサウナを楽しめる革新的な賃貸マンションが東京都北区に誕生した。株式会社MySaunaが手がけるこのプロジェクトは、日本の賃貸住宅市場に新たな風を吹き込む画期的な取り組みとして注目を集めている。

新築賃貸マンション「Ma Cachette(マ・カシェット)」では、総戸数21戸のうち20戸に屋内BoxTypeの自宅用サウナを導入。日本において、自宅用サウナがほぼ全室に標準設備として備わっているマンションは本物件が初となる画期的な事例だ。

MySaunaは、自宅・事業用サウナを日本の職人が手掛ける国産ブランドとして、「安全設計」「気密断熱性」「サウナとしての高品質」にこだわりをもって製造・企画・販売を行っている。今回の導入により、空室率の低下や他物件との差別化による賃料の向上を目指している。

東京都北区で初の消防署承認事例

本物件におけるサウナ導入の最大の特徴は、法令としての消防協議にある。東京都北区においてマンションに自宅サウナを導入することでサウナ設置届の許可が出たのは初の事例となった。MySaunaは設計・施工会社とともに綿密に打ち合わせを行い、安全面・高品質さが評価されサウナ設置における承認を獲得した。

今回導入されたのは、MySaunaの屋内BoxTypeサウナ。これらのサウナは最高温度110℃、セルフロウリュ対応の高性能設計を採用しながらも、家具のようにシンプルかつ洗練されたデザインで設置が容易となっている。

都市部のサウナ混雑問題を解決

都内においては、サウナブームが始まって数年が経った今でも施設によってはサウナ室に入るために並ばなければいけないことや、混雑が続いている現状がある。また、施設だと「整う」感覚を得たのちに着替えて家に帰る必要があり、「整う」という快適な状態を維持できなくなってしまうデメリットが存在する。

自宅にサウナがあることで、快適な状態ですぐに自宅でやすらぐことが可能となる。この利便性が、現代のサウナ愛好家にとって大きな価値を提供している。

オーナーが語る導入理由

物件オーナーによると、サウナは単なる疲労回復の手段だけではなく「ととのう」ことによる集中力の向上やアイデア創出にも繋がるとされ、流行を超えて既に文化として根付いてきていると感じているという。しかし、公衆浴場やスパはどこも混雑しているのが現状で、「いつでも気兼ねなく入れる自分だけのサウナがあるアパートがあったらいいよね」という想いからプロジェクトがスタートした。

MySauna選択の決め手は対応力だった。自社で開発されていることや、細かなサイズ変更やカスタマイズへの対応、消防署との協議対応やアフターフォロー等、安心して任せることができると判断したという。

サウナ文化の新たな展開

ここ数年でサウナは単なるリラクゼーション施設から、集中力向上やアイデア創出の場として認識が変化している。本物件の登場は、サウナ文化の新たな展開を示すものであり、今後の賃貸住宅市場に大きな影響を与える可能性が高い。

MySaunaは今後も市場ニーズの変化に柔軟に対応しながら、快適な住環境づくりに貢献していく方針だ。


Ma Cachette(マ・カシェット)

所在地:東京都北区田端1-10-17
総戸数:21戸(内、サウナ付き20戸)
間取り:1R/1K/1DK/1LDK/2K
専有面積:11.80㎡〜29.19㎡

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