
「サウナ王」として知られる太田広氏がプロデュースする、日本初の仕掛けを詰め込んだ革新的なサウナ施設が、2025年8月1日に神戸市垂水区のシーサイドホテル舞子ビラ神戸にオープンする。
太田氏は、これまでかるまる池袋等の有名サウナ施設を多数プロデュースしてきたサウナ界の第一人者。今回の新施設では、従来のサウナの常識を覆す斬新なアイデアが随所に盛り込まれている。
日本初の体験を提供する2種類のサウナ室
新施設には、それぞれ異なるコンセプトの2つのサウナ室が設けられる。

「みるみる」- コミュニケーション重視のメインサウナ
約30㎡の広々としたメインサウナ室「みるみる」は、室温約85℃で、西日本初導入となるEOS社のサウナストーブ「ウォーターミル」を搭載している。30分ごとのオートロウリュやアウフグースが楽しめる本格仕様だ。
この「みるみる」の最大の特徴は、サウナ室内に浴槽があることである。30℃程度のバイブラ浴槽に浸かりながらサウナ浴ができるという、誰もが初体験となる革新的なサウナ室となっている。
座面にも工夫が凝らされており、一般的な雛壇形式に加えてロフト構造を導入。上段は高温志向派向け、下段にはリクライニングチェアを設置し、好みに応じて座面の高さを選べる仕様となっている。
また、多くのサウナ施設が黙浴を推奨する中、この施設では小声での会話を許可。サウナ室内には65型の大画面テレビも設置され、コミュニケーションが希薄な時代にあえて大衆サウナの本来の形を取り入れている。
「もくもく」- 静寂に包まれる黙浴専用サウナ
2室目の「もくもく」は黙浴専用で、テレビは設置されていない。静けさの中でセルフロウリュの音を聴きながら、全身をリラックスできる空間として設計されている。サウナヒーターには西日本初導入となるEOS社の「ゼウス」を採用し、ハーブの香りを体験できるアロマイベントも開催予定である。

革新的な水風呂で新たな体験を提供
「クロスカウンター」- 5方向からの刺激を受ける日本初の水風呂
水温はシングル(10℃未満)の「クロスカウンター」は、浴槽の四隅から対角線上にジェットが噴き出し、中央で交差する特殊設計となっている。中央部にはボタン操作で真上から水が落ちる打たせ水の仕掛けも設置され、5方向からの水圧を受けられる日本初の水風呂である。
水深は”いいサウナ”の語呂合わせで1.37mに設定。肩まで浸かりながら全身を冷やし、ジェット水の刺激で病みつきになる体験ができる。頭から汗を流せば潜水も可能だ。

「なぎさ」- 初心者にも優しい水風呂
2つ目の水風呂「なぎさ」は、冷冷交代浴を想定して水温約18℃に設定。水風呂が苦手な方でも入りやすい設計となっている。

充実のととのい空間
日本唯一のテレビ付き足湯「湯テレビ」
サウナ後の休憩スペースとして、テレビ付き足湯席を5席用意。全席に32型のTVモニターを完備し、好きな番組を見ながら足湯でくつろげる日本唯一の浴室内休憩スペースとなっている。
その他、浴室内にはリクライニングチェアを配置し、天井からの送風で内気浴も楽しめる。また、季節に応じて温度調整されるドライエリア「ととのいステーション」では、ドリンクを飲みながらゆっくりと休憩できる。
3種類のサウナが楽しめる贅沢な滞在
この新サウナは、2025年5月1日にリニューアルオープンした「シーサイドホテル舞子ビラ神戸」の別館「SPAタワー」内に設置される。男性宿泊者は、サウナ付き客室、ラグジュアリーバス(大浴場)のサウナ、そして今回の新サウナと、合計3種類のサウナを利用できる贅沢な環境が整っている。
新サウナは宿泊者だけでなく、日帰り利用も可能。ととのった後には、ホテルの絶品レストランで食事も楽しめる。









神戸の海を望む絶好のロケーションで、サウナ王が手がける革新的なサウナ体験が始まる。サウナ愛好家はもちろん、新しい体験を求める人々にとって見逃せない施設となりそうだ。
シーサイドホテル舞子ビラ神戸「さふぃスパ舞子」
所在地:〒655-0047 兵庫県神戸市垂水区東舞子町18-11 別館SPAタワー 地下1階
オープン日:2025年8月1日
利用対象:男性専用
利用形態:宿泊利用、日帰り利用両方可
公式サイト:https://www.maikovilla.co.jp