第3章:なぜ「笑い」が寿命を延ばすのか? 科学と哲学の交差点
さて、この記事の核心的テーマである、「寿命延長」について、真面目(風)に考察してみよう。「笑う門には福来る」というが、現代科学は「笑う人には長寿が来る」と囁いている。

科学的根拠、テロメアと免疫細胞の活性化
人間の老化と寿命に密接に関わっているのが、テロメアだ。テロメアとは、染色体の末端にあるキャップのようなもので、細胞が分裂するたびに短くなる。これが短くなりすぎると、細胞は分裂を止め、死滅する。つまり、テロメアが長ければ長いほど、細胞は若々しく、寿命が延びるという理屈だ。
近年の研究では、ポジティブな感情や笑いが、テロメアの短縮を防ぐ、あるいはテロメアを修復する酵素(テロメラーゼ)を活性化する可能性が指摘されているらしい。

また、笑いはNK細胞(ナチュラルキラー細胞)などの免疫細胞を活性化させることも知られている。免疫力が高いということは、病気にかかりにくく、回復力も高いということ。これもまた、間接的な「長寿ファクター」である。
サウナで発生する熱ショックプロテインも、細胞の修復に関わる物質だが、そこに「無声笑い」による精神的な快楽ホルモンが加わることで、テロメアと免疫の二重ブーストが起きているのではないだろうか?(筆者が勝手に言ってます)
これが、「サウナ無声爆笑ヨガが寿命を延ばす説」の、筆者独自の根拠(希望的観測)である。
哲学的な根拠、「自己受容」によるストレス低減
寿命を縮める最大の敵は、ストレスだ。ストレスはコルチゾールを分泌させ、血圧を上げ、血管を痛めつけ、テロメアを猛烈なスピードで短縮させる。
「無声爆笑ヨガ」は、このストレスを根源から断ち切る力がある。

考えてみてほしい。サウナ室という極限空間で、「自分は何をやっているんだ、これは変態行為ではないか…!」と自問しながら、それでもなお、無言で笑い続ける。
この行為は、「社会的な常識」や「他人の目」という制約から、自分自身を一時的に解放する。
「仕事のストレス?」「人間関係の悩み?」
「いや、そんなことより、俺は今、サウナで無言で笑っている」
この「強烈な自己完結型の馬鹿馬鹿しさ」こそが、究極のメンタルデトックスなのだ!
この変な自分を、「それでいいんだ」と受け入れる「自己受容(セルフ・アクセプタンス)」こそが、ストレスフリーな精神状態、すなわち長寿の秘訣に繋がるのである!(しらんけど)