
サウナと言えば野球!野球といえばサウナ!「サウナ・水風呂・外気浴」はもはや「巨人・大鵬・卵焼き」を超えたのではないかと思えるくらい国民に愛されている(と思っている)。そんな筆者。もちろん野球が好きです。
そんな野球ファンは忘れもしない、北京五輪の「世紀の落球」で一躍有名になった元プロ野球選手・G.G.佐藤さん。現役引退後は野球解説や経営者として活動しつつ、今や“サウナファン”としても密かに知られている。かつては「湯船と水風呂で十分」と思っていた男が、なぜここまでサウナにハマったのか。その謎を語り尽くすべく、フロサウナに降臨!
話を聞いてみると「逆境を跳ね返すヒントはサウナにあった」というから面白い。プレッシャーや失敗と向き合うビジネスパーソン必読の“メンタルリセット術”とは?

現役時代は湯船と水風呂オンリー!サウナ沼にハマったきっかけはコロナ禍の一冊
——G.G.さん、勝手な印象ですが、現役時代からサウナに入ってそうなイメージがあります。
いや、全然(笑)。現役の頃は湯船と水風呂の交代浴オンリーでした。汗なんて練習や試合でイヤってほどかいてるから、「わざわざサウナで追加ダメージ必要?」って感じで。
——「プロ野球選手はサウナとセット」っていう勝手なイメージが完全に崩れました(笑)。

サウナにドハマりしたのは引退してから。きっかけはコロナ禍です。時間ができて「LIFESPAN(老いなき世界)」という本を読んだら「老化を防ぐ3つの方法のひとつがサウナ」って書いてあったんですよ。で、試しに行ってみたら…「え、めっちゃ気持ちいいじゃん!」って。衝撃を受けましたね。そこから沼です。
——本を読んで試してみたら人生変わった、ってめっちゃ漫画的展開(笑)。「老いを防ぐため」って理由がまた渋い。現役時代はあんなに肉体派だったのに、まさかアンチエイジングでサウナに行きつくとは…。