
三浦半島の魅力を発信し続けるミウラトラスト株式会社が運営する「三浦半島の旅宿 三崎宿」に、新たな宿泊棟「海南」が2025年4月29日に加わることが発表された。これにより、同施設は全7棟11室の体制となる。今回オープンする「三崎宿 海南」の最大の特徴は、極上のプライベートサウナと立ったまま入れる水風呂を完備していることだ。
サウナ好き必見!プライベートな空間で究極の”ととのい”を
「三崎宿 海南」は、三崎港にある海南神社の参道に面した一棟貸しの宿泊施設。この新しい宿泊棟の最大の魅力は、プライベートサウナを完備していることだろう。施設内に設けられた高品質なサウナは、旅の疲れを癒やすのにぴったりの空間となっている。
注目は「立ったまま入れる水風呂」だ。この水風呂では、全身を一気に冷やすダイナミックな体験ができる。これにより、通常のサウナ後の水風呂とは一線を画す、これまでにない深い”ととのい”をもたらすことができると期待されている。サウナファンにとって、このスタイルの水風呂は大きな魅力となるだろう。


古き良き時代の建物を活用した「三崎宿」
「三崎宿」は、歴史的な邸宅や古民家を改修した分散型ホテル。「蔵宿」「葉山商店」「本陣」「入船」「旅宿」「酒宿」といった既存の6棟に加え、今回の「海南」で7棟目となる。各棟はそれぞれ独自の歴史と特徴を持ち、ノスタルジックな世界を楽しむことができる。
「海南」は最大8名まで滞在可能で、旅の疲れを癒やすサウナ設備のほか、モダンなバスルームも完備。古民家の良さを残しつつ現代的な快適さを提供するという三崎宿のコンセプトを踏襲した施設となっている。


地域との連携による観光活性化の取り組み
この「三崎宿」は、神奈川県の「地域まるごとホテル@三浦半島」事業の一環として展開されている。この事業は、三浦半島の各地域がもつ「このまちならでは」の魅力をまるごと体験できる新しい旅のスタイルを提案するものだ。
また、「三崎宿」の運営は、2021年3月に三浦市、株式会社横浜銀行、京浜急行電鉄株式会社、株式会社地域経済活性化支援機構(REVIC)、ミウラトラスト株式会社の5者が締結した「三浦市における地域資源を活用した観光活性化に関する連携協定」の一環として行われている。
この施設では、宿泊だけでなく、にじいろさかな号の特別乗船などの体験観光コンテンツも提供される予定だ。三浦半島の魅力を存分に味わいたい観光客にとって、注目すべき新しい選択肢となるだろう。
古き良き時代の建物の魅力を残しながら、サウナや水風呂などの現代的な設備を融合させた「三崎宿 海南」。三浦半島の歴史と文化に触れながら、サウナで極上の”ととのい”体験ができる新しい宿泊施設として、多くの観光客の注目を集めることだろう。
三浦半島の旅宿「三崎宿 海南」
所在地:神奈川県三浦市三崎4-8-10
オープン日:2025年4月29日
収容人数:最大8名
予約サイト:https://misakijyuku.jp/