TIS株式会社が運営する、web3.1技術のトークンやNFTを活用して地域の森林資源の循環利用を活性化するプログラム「WOOD DREAM DECK（ウッド ドリーム デッキ）」のアウトプット第1弾として、埼玉県秩父郡 横瀬町との取り組みで製作したサウナ「ocomori（オコモリ サウナ）」が完成。世界環境デーである6月5日（月）に合わせて、横瀬町にて完成したサウナの体験など「WOOD DREAM DECK」の全容を体験できる「REAL WOOD DREAM DECK TOUR」を開催する。
6月5日（月）の「WOOD DREAM DECK」を体験するイベントでは、地域の木で製作されたサウナに一般利用開始に先駆けて入れるほか、地域の木を使った合板を加工した製品に触れ、自動で加工する様子が見学できるなど、横瀬町での森林資源活用の取り組みを体験できる。「WOOD DREAM DECK」のコンセプトである「地球環境保全を『できること』ではなく『したいこと』にして、その願いを地域の森林資源を使って叶えながら、デジタル技術で森林の循環サイクルを活性化させる」を、イベントで実体験でき、より身近に感じてもらうことを目指すという。
「ocomoriサウナ」について
「ocomoriサウナ」は株式会社コミュニティコムが横瀬町で運営する2023年7月オープン予定の宿泊施設「ocomori」に併設。今後は宿泊施設の少ない横瀬町の新たな観光拠点となり、サウナを中心とした地域コミュニケーションの新しい形を生み出すという。
このサウナは、地域の木で作られた合板を加工して組み立てた、木材の地産地消を実現したサウナ。サウナの加工や組み立てには、「WOOD DREAM DECK」のコミュニティー内の呼びかけで、様々な地域の人たちが横瀬町に足を運び製作に携わることで、横瀬町への愛着を育み、関係人口づくりにも貢献している。
イベント「REAL WOOD DREAM DECK TOUR」について
本イベントでは、応募者の中から10名限定で、一般利用開始に先駆け「ocomoriサウナ」の体験利用をはじめ、地域の木を加工した製品に触れたり、実際に自動で加工するデモンストレーションや計測器による森林のデジタル化のなど、木に触れる体験を多数予定している。このイベントを通して地域の森林に触れ、木を活用してできることの可能性をより感じてもらい、利用者の「したいこと」をより膨らませ、森林について考えるきっかけを提供するという。
サウナ体験
「WOOD DREAM DECK」を通じて、地域の木材を活用し製作された「ocomoriサウナ」を体験。木の香りが漂うサウナと、山間部の冷えた水風呂、森林の空気に包まれる外気浴を堪能できる。
木材加工デモンストレーション体験
パートナー企業である「たてラボ」が所有する、木材を加工する最新鋭機器「Shopbot」を用いて、地域の木を加工し製品を作るデモンストレーションを実施。CADソフトによるデジタル図面から、工具経路を設定しデータ入力することで自動で加工が行われる様子を見ることができる。また、地域の木を加工した製品に触れることもできる。
森林のデジタル化体験
アドイン研究所が保有する、レーザースキャナーを使用した軽量・コンパクトな森林3次元計測システムOWL（アウル）を使った森林のデジタル化を体験。計測は杖のような計測器のボタンを1つ押すだけで測定したデータをPCで解析して、その場で森林の3次元モデルを見ることができる。
イベント概要
・日時：6月5日(月)14時～18時
・集合場所：Area898（埼玉県秩父郡横瀬町横瀬1926：横瀬駅より徒歩10分)
・募集人数：10名
・実施内容：サウナ体験 / 木材加工デモンストレーション体験 /森林のデジタル化体験
・留意事項：サウナ体験ご希望の方は、水着とタオルを持参。
・申込み〆切：2023年5月28日（日）
ocomori
埼玉県秩父郡横瀬町横瀬7477-11
