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「星野温泉 トンボの湯」の浴場・サウナ室が、照明による景観演出を一新してリニューアル!3月25日より営業再開

by furosauna

星野リゾートが運営する、源泉かけ流しの日帰り温泉施設「星野温泉 トンボの湯」は、リニューアル期間を終え、2023年3月25日に営業を再開。リニューアルの内容は、照明による景観演出を一新し、四季の自然を伝える書画「森羅百撰」が新たに登場する。さらに、復刻版手ぬぐいの販売や、3月25日と26日には温泉饅頭のふるまいを行う。


照明による景観演出を一新


自然の情景を浮かび上がらせる照明

トンボの湯は、女湯・男湯それぞれに露天風呂があり、それらとひと続きになった池が森に接する。森をスクリーンのように帯状に照らすことで、空間の広がりや奥行きが増すようになった。光により現れ出た木々の姿は池に映り込み、幻想的な光景が絵巻物のように見渡せる。木々を下から照らし上げる一般的な手法とは異なり、水平に光を当てているので梢は暗いまま。このため森の向こうに輝く星々をも楽しむことができる。また、露天風呂をやさしく照らす照明も設置し、露天風呂を囲う花崗岩と湯けむりの存在感が浮かび上がる。


季節と時間にふさわしい細やかな変化

照明の色合い(色温度)や明るさ(照度)は、季節によって変化する。春~夏は木々の緑が軽やかに感じられるように、秋は温かみを増して紅葉が美しく映えるように、冬は雪の白さが際立つように設計された。

季節の移ろいに加え、一日の時間の流れに沿って、夕暮れから夜へと照明がゆっくり変化する。細やかな設計が居心地のよさを生み出す。


やわらかな間接照明でリラックスできるサウナ体験

トンボの湯のサウナは、小窓からのぞく四季の景色が特徴。そのサウナ体験がより良いものになるよう照明が変更された。空間に合わせてバランスよく配置した間接照明がやわらかな光でリラックス感を生むと同時に、モダンな雰囲気を作り出した。


四季の自然を伝える書画「森羅百撰」


トンボの湯は、軽井沢野鳥の森のほど近くに位置する自然豊かな温泉。周辺の自然を利用者が知ることで、より良い入浴体験となるよう、四季の自然を伝える書画を女湯・男湯それぞれの入り口に掲げた。トンボの湯のスタッフが目にする季節の移ろい、それを見て感じた事柄を、軽井沢在住の書家/墨画家の游心さんが表現。営業再開時の内容は、軽井沢に春の訪れを告げる花「ダンコウバイ」と、出産シーズンを春に迎える「ムササビの子育て」だという。

游心(ゆうしん)さんプロフィール

軽井沢在住。書家/墨画家。幼少期に祖父が毎日筆を動かすのを見て育ち、書道は身近な存在。書を身近に感じてもらえるよう、筆で表現する楽しさをテーマに筆文字や絵葉書のワークショップを開催。


復刻版手ぬぐいの販売と温泉饅頭のふるまい


かつて星野温泉で親しまれていた手ぬぐいを復刻し、源泉の湧出量が毎分400リットルであることにちなみ、400枚限定で販売(1,000円・税込)。手ぬぐいのオリジナルは昭和30年代頃のものと推定される。描かれているのは煌めく数多の星と雄大にそびえる浅間山。今も変わらぬ軽井沢の情景だ。

さらに、3月25日(土)と翌26日(日)は、ご入浴の方にトンボの湯のロゴ入り温泉饅頭がふるまわれる。こちらも各日限定400個が用意される。子どもには竹とんぼのプレゼントもある。


星野温泉 トンボの湯
長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148

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