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サウナを福利厚生に組み込む企業が増えている。「サウナコタンサッポロ」が月額0円プランで中小企業の壁を崩す

「ととのい」が、人事担当者の選択肢に入り始めている。

健康経営という概念が企業の採用力や定着率に直結するようになって久しいが、ここ数年でサウナ・温浴施設との法人連携は静かに広がりを見せてきた。そのトレンドに対して、札幌から明確な答えを出した施設がある。

サウナコタンサッポロが法人向けプランを本格始動

北海道ホテル&リゾート株式会社が運営する「サウナコタンサッポロ」が、2026年4月22日、従業員5名以上の企業を対象とした福利厚生プランの提供を本格開始した。

月額0円の無料プランから月額10万円の大口プランまで、4段階のラインナップを用意。無料プランでは従業員とその同伴者1名まで、入館料から100円割引が適用される。有料プランではさらに無料入浴券(ギフト券)が付与され、2万円プランで20枚(単純計算で8,000円分の上乗せ価値)、10万円プランでは100枚に加えて売店商品10%OFFという構成になっている。

「5名から」という設計が示すもの

このプランで注目すべきは価格帯よりも、「従業員5名以上から申し込み可能」という入口の低さだ。

従来、法人向けの福利厚生サービスは大手代理店のパッケージや大企業向けの契約形態が主流で、中小規模の企業にはハードルが高かった。福利厚生の「外注」が難しい小規模事業者が、地元のサウナ施設と直接契約することで実質的に従業員優待を持てる──そういう構造を、コタンは月額無料という選択肢も含めて設計してきた。

同様の取り組みとしては、都市圏のスーパー銭湯チェーンが法人会員制度を整備する例はあるが、ととのえ親方(松尾大氏)監修のサウナ室を持つ施設が独自の法人プランを直接展開するケースは、北海道においてはまだ珍しい。

サウナ×ラウンジが「社内コミュニケーション」に機能する理由

サウナコタンサッポロの強みは、入浴施設としての質と「滞在空間」としての充実度が両立している点だ。

サウナ室は、サウナクリエイティブ集団「TTNE」の”ととのえ親方”監修のもとで設計されており、水風呂・ととのいスペースも札幌最大級規模を誇る。内湯・露天風呂それぞれ2種という構成は、長時間の利用にも飽きが来ない回遊性を生む。

施設内にはハンモックやソファを備えたラウンジ、Wi-Fi・電源完備のコワーキングスペース(12〜17時は無料コーヒー付き)、さらにキッズスペースも併設されている。家族連れでの利用も考慮した設計は、「仕事帰りに同僚と行く」だけでなく、「家族で週末に行く」という利用シナリオにも対応する。

食事メニューにはサウナ飯とバスクチーズケーキが並ぶ。整った後の腹の満たし方まで設計されているのは、長居を歓迎する施設の姿勢の表れだ。

サウナコタンサッポロ

どんなサウナーに、どんな企業に向いているか

個人のサウナーとしては、職場経由でギフト券を受け取り、ソロで訪問するという使い方が自然だ。監修サウナの質を考えると、北海道のサウナシーンを日常的に追いかけている層には「普段使いの選択肢」として十分に機能する水準がある。

企業側の視点で言えば、月額0円プランは「まず試してみる」という導入ハードルを極限まで下げており、健康経営の取り組みとして形式的にでも始めたいスタートアップや小規模オフィスに向いている。一方、有料プランのギフト券は取引先への手土産や社内表彰にも使えるとされており、総務・人事担当者が動きやすい設計になっている。

編集長

ととのえ親方監修のサウナを月額0円の法人契約経由で使えるというのは、個人的にはかなり「得」な構造だと思う。どうせなら会社に申請して、ソロで静かに使い倒したい。特に「サウナは好きだけど毎回フルで払うのがじわじわ痛い」と感じている社会人サウナーよ!職場の総務へ今すぐプレゼンするのだ!

サウナコタンサッポロ

所在地:北海道札幌市豊平区西岡4条3丁目7-45
営業時間:11:00〜23:00(最終受付22:30)/金・土は24:00まで
法人プラン申込:公式サイト専用フォームまたは電話(011-857-2626)
公式URL:https://sauna-cotan.com/business

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