ホーム » 全ての記事 » 本草湯、地産地消でサウナ全面リニューアル!三重・VISIONに現れた2つの新空間

本草湯、地産地消でサウナ全面リニューアル!三重・VISIONに現れた2つの新空間

by furosauna

三重県の大型商業リゾート「VISON」のサウナが、新たな姿に生まれ変わった。国産サウナブランド「ONE SAUNA」の監修のもと、温浴施設「本草湯」内のサウナ2棟を全面リニューアル。さらに、世界的家具メーカーの株式会社マルニ木工と協業し、新たな”ととのいベンチ”を設計・製作した。

地産地消を体現する、本草湯2つのサウナ

今回のリニューアルの核となるのは、既存の2階建て構造を活かしつつ、全く異なる個性に生まれ変わった2つのサウナ室だ。「ONE SAUNA」が掲げる地産地消のコンセプトに基づき、サウナ室内には三重県産の桧材を贅沢に活用している。

まず、シアターサウナ(旧:光陰サウナ)は、2階建ての建屋を活かし、座席をシアター型に配置。座る位置によって異なる温度帯を楽しめる設計となっている。センターにはタワー型のサウナヒーターを配置し、どの座面からでもセルフロウリュが可能になった。

一方、ロフトサウナ(旧:水鏡サウナ)は、「屋根裏感」を楽しめる立体的な空間にアップデート。ヒーター上部に開口を設け、2階のロフトスペースにも熱気がしっかりと届くよう熱循環を最適化した。2階の窓からは、VISONの豊かな大自然を望むことができる。

本草湯
異なる温度帯を楽しめる、シアターサウナ(旧:光陰サウナ )
本草湯
シアターサウナ
本草湯
屋根裏感を楽しめる、立体的なロフトサウナ(旧:水鏡サウナ )
ロフトサウナ

日替わりで楽しむ異なる体験

これら2つのサウナは日替わりで男女が入れ替わる。そのため、宿泊客は朝晩で異なるサウナ体験が可能だ。コンセプトの違うサウナで、扉を開ける際のワクワクや、好みの温度帯で楽しめるサウナを堪能できる。

2階の窓からは、VISONの豊かな大自然を望むことができる

マルニ木工による極上のととのい空間

サウナ体験の仕上げである「ととのい」空間も刷新された。マルニ木工が新たな挑戦として発表した「kupu sauna」。このチェアが導入されるのは、日本国内ではVISONサウナが初。マルニ木工と熊野氏によるデザイン家具が、極上のととのい体験へと導く。

薬草湯との調和を追求

本草湯は、三重大学とロート製薬の共同研究による薬草湯レシピを活用し、季節の薬草湯を提供する温浴施設。今回の改修では、強みである薬草湯との調和を保ちつつ、サウナ体験そのものを深化。薬草湯で心身を整え、自然に包まれながら「ととのう」体験を通じて特別な時間を過ごせる。

今回のリニューアルでは、内装刷新や熱循環計画の最適化、照明演出の導入を実施。また、サウナ・水風呂・薬草湯をつなぐ回遊性を向上させ、時間や天候に呼応する光陰演出、サウナ室内の空気の循環を再設計した。さらに、チラーを導入し、快適な温度での水風呂体験を実現している。


本草湯(VISON(ヴィソン) 内)

場所:VISON内 本草湯(三重県多気郡多気町ヴィソン672番1)
営業時間:10:00~22:00(入浴は6:00~24:00)
公式サイト:https://vison.jp/shop/detail.php?id=63

合わせて読みたい

フロサウナは、いま注目のフロ、サウナ、スパなどの情報を求めさまよう「温浴開拓者」たちの「温浴メディア」です。