
大阪を代表する老舗温浴施設「SPA WORLD HOTEL&RESORT」が、開業28年目を迎える2025年11月15日(土)に大規模リニューアルを実施する。今回の目玉は、同時に140人を収容可能な日本最大のサウナシアターだ。
lifestyle consulting incが株式会社東急Re・デザインのデザイン・コンセプトのもと、導入サポートを担当。国内外の様々な温浴施設を実際に視察・体験し、感じ取った文化やエッセンスを今回のリニューアルに反映させた。日本人にはヨーロッパのサウナ文化を、外国人には日本の温冷浴文化を体験してもらうことを目指している。
新設ドイツエリアに日本最大のサウナシアター
新設されるドイツエリアの中核となるのが、140人を収容可能なサウナシアターだ。熱波師やサウナマスターたちのプラットフォームとして機能し、今後様々な広がりが期待される。ヨーロッパのサウナ運用をイメージし、コミュニケーションの場としてサウナ内での会話も可能となっている。
サウナストーブには世界シェアNo.1のサウナ&スパトップブランド「HARVIA」製ヒーターを採用。創業70年の歴史による質の高さで、感動の体験を届ける。

3つの水風呂で実現する冷冷冷交代浴
温度の異なる3つの水風呂を用意し、冷冷冷交代浴、そして超熱湯との温冷交代浴も可能だ。水風呂の英語表記は海外で馴染みのある”COLD PLUNGE”表記を採用。ウェルネストレンドの一つである「アイシング/アイスバス」としても楽しめる仕様となっている。
外気浴エリアには自動販売機を導入。本場ドイツ人のライフスタイルに近い、自由な温浴体験が可能だ。


アジアゾーンで体験する温冷交代浴リチュアル
大阪の温浴文化として絶大な人気を誇る温冷交代浴を、リチュアル(儀式)として再定義した。「熱湯と水風呂を交互に入ること」がベースだが、リチュアル1〜6の流れで先に温度変化に慣らしてから交互浴を体験する流れを推奨している。
温冷交代浴により気温変化に強い体へと仕上がり、「ととのう」とは異なる新感覚を楽しめる。リチュアルとは、自由な入浴体験に順番や順路をあえて与え、プログラム化された入浴法であり健康法だ。テーマは「新感覚を通じて自分と向き合う。そして明日へ」となっている。
9つのステップで構成される温冷交代浴リチュアルは、RESET、BATHE、SAUNA I、COLD PLUNGE I、REST、SAUNA II、COLD PLUNGE II、EXTREME HOT BATH、READYの順で進行。7と8を1分ずつ交互に計6回ほど連続して入浴する入浴法で、超熱湯の真横にある水風呂との「マタギ」を推奨している。

日本の伝統とテクノロジーが融合
茶の湯サウナで禅体験や温冷交代浴をしながら、デジタルアートで仕上がることが可能だ。サウナや温冷交代浴により頭の中がスッキリとし、美しいものはよりいっそう美しく感じることができる「最高の状態」に至る。
感覚が研ぎ澄まされるこの心身の状態は、脳科学的にも非常に特殊な状態であり、普段の感覚では気がつかない体験を得ることができる。アート鑑賞にとって最適な環境を提供できると考えられている。



SPA WORLD HOTEL&RESORT
所在地:〒556-0002 大阪府大阪市浪速区恵美須東3丁目4−24
オープン日:2025年11月15日(土)
公式HP:https://www.spaworld.co.jp
