ホーム » 全ての記事 » 日本サウナ学会が札幌で総会開催!11月22日、脳科学と健康の最前線を探る

日本サウナ学会が札幌で総会開催!11月22日、脳科学と健康の最前線を探る

by furosauna

日本サウナ学会が2025年11月22日、札幌市で年次総会を開催する。テーマは「The Science of Sauna:Health, Brain, and Society」。サウナがもたらす心身の変化を科学的に捉え、脳科学・医学・地域社会の視点から”ととのう”の本質に迫る。

サウナと脳科学、呼吸法の関係性を解明

今回の総会では3つの基調パネルセッションを実施。第1セッションでは「呼吸・坐禅とサウナー ― 脳科学が解き明かすこころと身体」をテーマに、東邦大学医学部名誉教授でセロトニンDOJO代表の有田秀穂氏が登壇する。モデレーターは日本サウナ学会代表理事の加藤容崇氏が務める。

第2セッションは「サウナは本当に危険か? ― 脳外科医と考える脳血管と安全性」。長崎北病院脳神経外科医長の吉田道春氏を招き、サウナ利用における医学的な安全性について議論を深める。日本サウナ学会監事の塩谷隆太氏がモデレーターを担当する。

地方創生とサウナ文化の可能性

第3セッションでは「サウナが拓く地域と世界 ― 地方創生と国際文化交流」をテーマに、TTNE代表の松尾大氏とサウナプロデューサー養成講座主宰のTAKAYAMA氏が登壇。サウナを通じた地域振興や文化交流の事例を紹介する。日本サウナ学会理事の林克彦氏がモデレーターを務める。

研究奨励賞・大賞の発表も

総会では第5回日本サウナ学会研究奨励賞・大賞の発表も行われる。サウナと健康科学の研究を推進する優れた研究者を表彰し、大賞受賞者の松井大樹氏による特別講演も予定されている。

代表理事の加藤容崇氏は「サウナは単なるリラクゼーションではなく、心と身体、そして社会をつなぐ”科学”の入り口だ」とコメント。呼吸や坐禅、地域づくりや文化交流など、あらゆる角度からサウナの可能性を探るとしている。


日本サウナ学会総会 開催概要
日時 2025年11月22日(土)13:00〜18:30
会場 EZOHUB SAPPORO(サツドラホールディングス株式会社本社内)
住所 〒060-0908 札幌市東区北8条東4丁目1-20 2階
最大収容人数 100名(セミナー形式)
参加費(学会員) 5,000円
参加費(非会員) 7,000円
オンライン参加 2,000円(会員・非会員共通)
ドレスコード スーツ・ネクタイ禁止。カジュアルやサウナポンチョも可
申し込みは学会公式サイト https://www.ja-sauna.jp/event/
フロサウナは、いま注目のフロ、サウナ、スパなどの情報を求めさまよう「温浴開拓者」たちの「温浴メディア」です。