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2026年6月、福島にTTNE監修サウナ付きホテル「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」開業!双葉町の絶景リトリート施設

by furosauna

福島県双葉町に、サウナを核としたリトリート型ホテル「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」が2026年6月1日に開業する。本日より宿泊予約受付を開始した。

同ホテルは、東日本大震災・原子力災害伝承館に隣接する中野地区復興産業拠点に立地。地域再生と交流の拠点として、98室の客室と地域最大規模のバンケット&カンファレンスルームを備える。

宿泊者専用「Slow SPA」が最上階に登場

注目は、ホテル最上階に設置される宿泊者専用スパ「Slow SPA」だ。国産木材をふんだんに使用した空間には、本格的なフィンランド式サウナを完備。さらに、屋外のレイクバス(温水)、室内のコールドバス(冷水浴)を設置している。

水着着用の男女共用エリアのため、夫婦やカップル、友人同士でも気兼ねなく利用できる。双葉町の自然を一望できる開放的な眺望も魅力だ。

FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA

“ととのえ親方”松尾大氏が監修したサウナ設計

サウナは、サウナクリエイティブ集団「TTNE」の”ととのえ親方”こと松尾大氏が監修。約8名がゆったりと過ごせる広さのフィンランド式サウナには、オートロウリュ機能を搭載した。

湿度と熱のバランスを自動調整することで、心地よい熱と蒸気が深い発汗を促す。併設の水風呂は、15~17℃の快適な水温と十分な水深にこだわった設計だ。

外気浴にはリクライニングチェア、内気浴にはチェアやスツールを設置。天候や気分に合わせて、思い思いの”ととのい”の時間を過ごせる。

FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA

FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA、サウナ監修者コメント

松尾氏は「海を望みながら入れるサウナをつくりたいという思いが生まれた」とコメント。「明日を再び楽しみにできるような活力が生まれるサウナ」を目指したという。

移ろう海や空を望むサウナ室、水着で男女共に入れるサーマルスプリング、心地よい水温の水風呂、国産ヒノキ材のぬくもり。自然と調和した体験を実現している。

なお、松尾大氏は複数企業を経営しながら全国のサウナ施設をプロデュースする実業家・プロサウナーだ。秋山大輔氏と共にサウナクリエイティブ集団「TTNE」や「日本サウナ学会」を設立。世界初の「Harviaグローバルアンバサダー」も務める。

多様な客室タイプで旅のスタイルに対応

客室は全10タイプを用意。スタンダードダブル、スタンダードツイン、バンクベッドトリプル、コンフォートスイート(定員4名)、プレシャススイート(定員5名、82.5㎡)など、旅の目的や人数に応じて選択できる。

全体の半数以上の客室にはバルコニーを備えており、双葉の自然を間近に感じながら静かな時間を過ごせる。

FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA
FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA

充実した施設でリトリート体験を提供

ホテルには、約1,500冊の蔵書が並ぶ別棟のライブラリー・カフェ、地元の旬な恵みを堪能できるオールデイダイニングも併設。さらに、元来この地に自生する植物群が四季折々に彩るビオトープも整備される。

これらの多彩な施設により、日常から距離をおき、心静かに自分と向き合う時間を提供する。

ホテルコンセプトは「ふたたび」。双葉の自然や産業の再生、町や人の魅力との再会、そして再訪を願う想いを込めている。地域と調和しながら、訪れる人々が心と身体を見つめ直し、静かにととのう時間を過ごせる場所を目指す。


FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA

所在地:福島県双葉郡双葉町大字中野字宮ノ脇7番1
公式サイト:https://www.futatabi-futaba-fukushima.com/

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