
サウナグッズも登場する豪華私物オークション
株式会社マクサスは、顧問を務める堀江貴文氏が主演・プロデュースするミュージカル『ブルーサンタクロース』の上演を記念し、出演者による私物チャリティオークションを開催する。注目は、堀江氏が屋久島の沢登りで使用したテントサウナ一式だ。
会見では、堀江氏に加えスペシャルゲストの宮迫博之氏(赤サンタ役)も登壇。それぞれの愛用品を「買取マクサス」がその場で査定した。さらに、収益は全額「認定NPO法人日本こども支援協会」へ寄付される。
『ブルーサンタクロース』主演、堀江貴文氏が大量出品、テントサウナも
堀江氏は、入手困難な「Apple Vision Pro」をはじめ、Apple Watch Ultra、サバイバルゲーム用の電動ガン・ガスガンなど、総額数十万円相当のアイテムを大量出品。その中でも、屋久島の沢登りで一度使用したというテントサウナキットは、サウナ愛好家にとって見逃せない逸品だ。
一方、宮迫氏は人気ブランドSacaiの高級ジャケットを提供。「デザインが気に入って購入したが、首元のデザインが特徴的すぎて1回しか着ていない」という。10万円以上の品だが、チャリティのために特別に出品された。


「ブルーサンタクロースの観劇ついでに断捨離」という新発想
本プロジェクトの特徴は、エンターテインメントと社会貢献を融合させた点だ。実際、ミュージカル公演期間中、会場の「グランハマー東京」にマクサスの特設買取ブースを設置。来場者が家庭の不用品を持ち込むと、その場で査定・買取を行い、買取金額を全額寄付する仕組みだ。
このため、観客は不要なモノを手放すことで身軽になれ、その対価が子供たちの食事支援に変わる。誰もが無理なく参加できる「三方よし」のチャリティモデルである。
サーキュラーエコノミーのハブを目指す
マクサスは、「モノの価値を再定義し、世界を変える」をビジョンに掲げる。単に不用品を買い取るだけでなく、その利益や価値を社会課題の解決へ還流させる「サーキュラーエコノミー(循環型経済)」のハブとなることを目指している。
また、本公演の青いサンタクロースは、一般的に「海や街を綺麗にするゴミ拾い活動」の象徴としても知られる。堀江氏の「年末の華やかなエンターテインメントの場を、単に楽しむだけの場所で終わらせず、社会貢献の起点にしたい」という想いと、マクサスの事業ドメインが合致した。
チャリティの仕組み
本プロジェクトでは、以下の2つの軸でチャリティを実施する。
出演者私物オークション
堀江氏、宮迫氏をはじめ、ミュージカル出演者やゲスト(三浦瑠麗氏、箕輪厚介氏など予定)の私物をオークション形式で販売。オークションで落札されなかった場合は、マクサスが査定価格で買い取る。
来場者参加型「観劇ついでに断捨離」
ミュージカル公演期間中、会場にマクサスの特設買取ブースを設置。来場者が家庭の不用品を持ち込むと、その場で査定・買取を行い、買取金額を全額寄付する。

マクサス代表のコメント
株式会社マクサス代表取締役の関憲人氏は、次のように語った。「リユース(再利用)は、最も身近で、誰もがすぐに始められるSDGsアクションだ。しかし、『買取店に行く』という行為は、まだ多くの人にとって日常的なものではない」
続けて、「今回、顧問である堀江貴文氏の『エンタメの力で社会課題を解決したい』という想いに共鳴し、観劇という特別な体験の中に、自然な形で『モノを手放す』機会を組み込んだ。ご自宅に眠る不用品が、誰かにとっての宝物になり、その対価が子供たちの笑顔に変わる。この『善意の循環』をテクノロジーとオペレーションの力で最大化することが、私たちマクサスの使命だ」と述べた。


ミュージカル『ブルーサンタクロース』公演概要
| 期間 | 2025年12月5日(木)~12月10日(火) |
| 会場 | グランハマー東京 |
| 住所 | 東京都港区新橋2-8-5 |
| 出演 | 堀江貴文、宮迫博之、村田寛奈、ほか |
| 内容 | 往年の『クリスマスキャロル』をベースに、食事とお酒を楽しみながら観劇できる新感覚ミュージカル |
| ブルーサンタクロース公式HP | https://blue-santa.com/ |
※新橋に誕生したエンターテインメントビルでの没入型公演