
福岡の新たなサウナスポットとして注目を集める「十二ホテル」が、2025年8月1日にグランドオープンする。同ホテルは全12室すべてにプライベートサウナを完備した宿泊特化型ホテルであり、ホテル評論家・瀧澤信秋氏の監修により、サウナ愛好者のニーズを徹底的に追求した施設として話題となっている。
福岡空港から車でわずか10分という好立地にありながら、広大な東平尾公園の北ノ浦池至近の閑静なエリアに位置する同ホテルは、都市部の喧騒から離れた癒やしの空間を提供する。事前予約による無料送迎サービスも実施しており、アクセス面でも配慮が行き届いている。
サウナー納得のこだわり抜いた設備とアメニティ
十二ホテルの最大の特徴は、全室に設置されたプライベートサウナである。客室タイプによってスチームサウナ、岩盤浴、水風呂専用浴槽など、多様なサウナ体験を楽しむことができる。サウナハットやポンチョ、サウナアロマなど、サウナーも納得のアメニティが充実している点も見逃せない。
特に注目すべきは、一部客室に設置された業務用製氷機である。これにより、好みの水温での冷水浴が可能となり、サウナ後の「ととのい」体験をより深化させることができる。ドリンクの冷却にも活用でき、サウナセッションの合間に冷たい飲み物を楽しむことも可能だ。


オールインクルーシブでワインセラーまで利用可能
同ホテルはオールインクルーシブを採用しており、ラウンジに隣接したスペースの大型冷蔵庫・冷凍庫内の豊富な品揃えが利用できる。冷蔵庫にはソフトドリンクから各種アルコール、デザートやおつまみが、冷凍庫にはコンビニエンスストアを彷彿とさせる冷凍食品のラインナップが用意されている。
さらに奥に設置されたワインセラーも、対象客室であればオールインクルーシブに含まれる。サウナで汗を流した後に、上質なワインを楽しむという贅沢な時間を過ごすことができる。


選ぶ楽しみを追求した多彩なサービス
十二ホテルは「選ぶ楽しみ」をテーマの一つに掲げており、客室には数種のドライヤーを用意するなど、細部にまでこだわりが感じられる。客室タイプによっては専用冷凍庫も設置され、人気ブランドのアイスクリームもサービスされる。
36個のコーヒーカートリッジやシャワーヘッドのセレクト、海外の人気ブランドアメニティーなど、滞在中の選択肢の豊富さも同ホテルの魅力である。全客室にオーブントースターと電子レンジが設置されているため、冷凍とは思えないクオリティーのスタイルブレッドのパンも客室でゆっくりと楽しむことができる。


12の月をコンセプトにした唯一無二の空間設計
ホテル名の「十二」は全12室の十二と12ヶ月の十二を意味し、01~12の各客室はそれぞれの月をコンセプトにデザインされている。宿泊特化型ホテルというカテゴリーでありながら、ビジネスホテルの枠にとらわれない、海外のライフスタイルホテルやブティックホテルのようなハイセンスなエッセンスが随所に散りばめられた隠れ家ホテルとなっている。
書棚に囲まれたシックなラウンジには高性能な自動チェックイン機が設置され、ストレスフリーでチェックイン手続きが完了する。テーブルでのシッティングチェックインも可能で、利用者の好みに応じた対応が可能だ。

周辺グルメも楽しめる立地の良さ
宿泊特化型ホテルのため夕食サービスの提供はないものの、ご当地で有名な人気天ぷら店やラーメン店、うどん店が並ぶ通りからも近く、福岡の食文化を存分に楽しむことができる環境が整っている。ホテル内のフリーコーナーからピックアップできる食事と併せて、多様な食体験が可能である。
十二ホテル(じゅうにほてる)
所在地: 福岡県福岡市博多区東平尾1丁目16-25
客室数: 全12室
オープン日: 2025年8月1日
アクセス: 福岡空港から車で10分
送迎サービス: 事前予約による無料送迎あり