
2025年7月19日、岐阜県関市板取に新たなサウナ体験の聖地が誕生した。年間約1万人が訪れる人気川サウナ施設「ITADORI SAUNA」を運営する株式会社asobibaが手がけるサウナ付き一棟貸し宿「YOHAKU(ヨハク)」がグランドオープンを迎えた。
令和の虎で話題沸騰、サウナガンジーが完全ALL獲得
同日放送のYouTube番組『令和の虎』(登録者数147万人)にて、asobiba代表でサウナガンジーこと三島陽氏がプロジェクトをプレゼンし、見事”完全ALL(全額出資)”を達成した。放送後はSNSでも大きな話題となり、予約サイトにはアクセスが殺到。週末の予約は早くも満室状態が続いている。
三島氏が令和の虎への挑戦を決意した背景には、現状維持に甘んじることへの危機感があった。「挑戦しなければ、何も始まらない」という信念のもと、自然の中で余白を取り戻すという新しいライフスタイルの提案を本気で広げるため、自ら表舞台に立つ覚悟を決めたのである。
本格スチームサウナとこだわりの設備で極上の体験を提供
YOHAKUの最大の特徴は、サウナシュランでも表彰されたmadsaunist製スチームジェネレーターを搭載した本格サウナ設備である。テントサウナを超える柔らかく深い”ととのい”を生み出すスチームサウナは、サウナ愛好家も唸る品質を誇る。
板取川の自然を臨む専用外気浴デッキと水風呂を完備し、自然の音をBGMに火を囲み、語らい、癒される「時間の贅沢」を提供する。建築から設備、備品の一つひとつまで妥協することなく選び抜かれた施設は、人生で忘れられない休日を演出する。



地域の技術と文化を体験とともに発信
YOHAKUでは地域の魅力を宿泊体験として感じてもらうため、積極的に地場の製品や文化を導入している。関刃物の文化を受け継ぐ世界的ブランド「貝印」の製品や、美濃和紙の文化を汲んだサステナブルなテーブルウェアブランド「Nogakel」など、岐阜県の隠れた名品を客室設備に取り入れた。
asobibaは地域を元気にすることも自分たちの使命と捉えており、YOHAKUを起点として板取から全国・世界へ地域の魅力を発信していく構想を持っている。


豊富な周辺観光で旅とセットの癒し体験
YOHAKUの立地する板取エリアは、岐阜を代表する自然と文化に囲まれた恵まれた環境にある。車で約5分の距離には透明度抜群の幻想的スポット「モネの池」があり、車で約30分圏内には夏の伝統行事として全国的に有名な「郡上おどり」の開催地もある。
また、板取川沿いには温泉や直売所、川遊びスポットが点在しており、静けさと賑わいのバランスが心地よく、YOHAKU滞在に彩りを添える環境が整っている。

地産地消をテーマにした食体験も今後展開予定
現在は提携店舗の案内やテイクアウトの提案を行っているが、将来的には地元食材の提供や地産地消をテーマにした飲食店の開業も視野に入れている。「その土地のものを食べたい」という旅人のニーズに応え、板取を地元を味わえる場所にしていく計画である。
三島氏は「この地域にはまだ希望がある。YOHAKUはただの宿ではなく、地域の未来を変えるための実験であり、小さな挑戦だと思っている」と語り、お客様・地域の皆様・メディアと一緒にプロジェクトを育てていきたいとの想いを示している。


YOHAKU
所在地: 岐阜県関市板取 字下夕島6038-5
棟数: 2棟(順次増設予定)
宿泊料金: 2名44,000円(素泊まり)※季節、曜日、利用人数によって変動
予約: 一般予約は公式サイトより受付中
公式サイト: https://yohaku.itadori-sauna.com/stay.html

